世の中にはものや商品が溢れていて、雑誌やテレビでコマーシャルをしていても、もう一体何を買った良いのか分かりません。
そんななか、信用出来る人からの口コミはかなりポイントが高いもの。テレビも番組の間に流れるコマーシャルではなく、番組の中で好きなタレントさんが「美味しいー!」と叫んでいたりすると、(おお、一度食べてみたい)と思うものです。
ところがそんな番組の裏はこんなことみたいです。
---------- 【ここから引用】 ----------
番組を見せて商品まで売る民放の“テレビ商法”に疑問の声2009年11月20日 10時0分 (ゲンダイネット)
http://topics.jp.msn.com/entertainment/column.aspx?articleid=177753
●「リアル・クローズ」「行列のできる法律相談所」……
民放キー局5社の09年9月連結中間決算が今月出そろい、5社すべてが減収となった。大きな要因は収益の柱となるCM収入の落ち込みで、“JALショック”もあって、各局ともさらなる悪化を警戒している。
そんな中、各社が粛々と進めているのが、徹底した経費削減だ。ある民放社員がこうボヤく。
「上司からの命令は“とにかくギャラが安いタレントを使って視聴率を落とすな”。もちろん、努力はするが、言う通りにするとバラエティーはひな壇芸人を並べたバカ番組だらけになってしまいます」
そこで、最近、テレビ局が力を入れているのが放送外収入の増加。映画やイベント事業だが、それでは足りないため、知恵を絞って始めたのが“番組と広告”の一体化。
具体的にはこうだ。とくに顕著なのは今秋のフジテレビの連ドラ「リアル・クローズ」で、俳優が身につけている服やアクセサリーを、番組オンエア中にホームページで購入できる仕組みを取り入れた。ドラマを見せて、ブランドものを売って、皆で儲けようというわけだ。
似たような手法がバラエティーでも急増中だ。
「日本テレビの『行列のできる法律相談所』では毎週、グルメ特集を組んでつけ麺やうどんを紹介し、お店の電話番号や住所をホームページにアップしている。これではまるでグルメの通販番組です」(マスコミ関係者)
同局は情報番組「サプライズ」でも“○○さんのお取り寄せグルメ”を積極的に紹介している。
しかし、視聴者はこうした番組を「広告」や「通販番組」と知らずに見せられているのが実態だ。法大教授の須藤春夫氏(マスコミ論)がこう言う。
「テレビ局は番組制作費削減プラス、企業からの販売促進費を期待して“通信販売みたいな番組”を始めたのでしょう。しかし、民放連には“広告は週の放送時間の18%以下”の自主基準がある。“通販もどき”の番組は基準に抵触する可能性があるし、公共の電波を私物化して商売すること自体が問題だと思います」
民放のなりふり構わぬ“テレビ商法”。いずれ視聴者の総スカンを食らうことになりそうだ。
(日刊ゲンダイ2009年11月17日掲載)
---------- 【引用ここまで】 ----------
なーるほど…。番組内のコマーシャルというわけですか。
最近は民放テレビ局の決算も赤字のところが出始めているようですが、予算がないので番組を安く作り、更に質が下がると視聴率も下がりスポンサーも離れる…、という悪循環に陥っているような気がします。
もっともそれでなくても、テレビのコマーシャルは見なくなりました。
私もときどき携帯電話のワンセグで番組を録画して通勤時間に見たりしているのですが、ちゃんとコマーシャルスキップがついていて、ほとんどの場合番組だけで楽しめます。
「ほとんど」というのは、どういうわけか(パチンコの宣伝に多いのですが)コマーシャルスキップが効かないコマーシャルもあるわけです。そんなときは早送りで対応しますが、こうなると狐と狸の化かし合いみたいです。
※ ※ ※ ※
商売のコツは買った品物のおまけに納得と満足がついてくるかどうか。テレビは番組もそう言う目で見なくては行けなくなったようです。
今日からこの連休を使ってうちの奥さんが上京中。天気が良ければあちこち行けるのですが、どうかなあ。
そんななか、信用出来る人からの口コミはかなりポイントが高いもの。テレビも番組の間に流れるコマーシャルではなく、番組の中で好きなタレントさんが「美味しいー!」と叫んでいたりすると、(おお、一度食べてみたい)と思うものです。
ところがそんな番組の裏はこんなことみたいです。
---------- 【ここから引用】 ----------
番組を見せて商品まで売る民放の“テレビ商法”に疑問の声2009年11月20日 10時0分 (ゲンダイネット)
http://topics.jp.msn.com/entertainment/column.aspx?articleid=177753
●「リアル・クローズ」「行列のできる法律相談所」……
民放キー局5社の09年9月連結中間決算が今月出そろい、5社すべてが減収となった。大きな要因は収益の柱となるCM収入の落ち込みで、“JALショック”もあって、各局ともさらなる悪化を警戒している。
そんな中、各社が粛々と進めているのが、徹底した経費削減だ。ある民放社員がこうボヤく。
「上司からの命令は“とにかくギャラが安いタレントを使って視聴率を落とすな”。もちろん、努力はするが、言う通りにするとバラエティーはひな壇芸人を並べたバカ番組だらけになってしまいます」
そこで、最近、テレビ局が力を入れているのが放送外収入の増加。映画やイベント事業だが、それでは足りないため、知恵を絞って始めたのが“番組と広告”の一体化。
具体的にはこうだ。とくに顕著なのは今秋のフジテレビの連ドラ「リアル・クローズ」で、俳優が身につけている服やアクセサリーを、番組オンエア中にホームページで購入できる仕組みを取り入れた。ドラマを見せて、ブランドものを売って、皆で儲けようというわけだ。
似たような手法がバラエティーでも急増中だ。
「日本テレビの『行列のできる法律相談所』では毎週、グルメ特集を組んでつけ麺やうどんを紹介し、お店の電話番号や住所をホームページにアップしている。これではまるでグルメの通販番組です」(マスコミ関係者)
同局は情報番組「サプライズ」でも“○○さんのお取り寄せグルメ”を積極的に紹介している。
しかし、視聴者はこうした番組を「広告」や「通販番組」と知らずに見せられているのが実態だ。法大教授の須藤春夫氏(マスコミ論)がこう言う。
「テレビ局は番組制作費削減プラス、企業からの販売促進費を期待して“通信販売みたいな番組”を始めたのでしょう。しかし、民放連には“広告は週の放送時間の18%以下”の自主基準がある。“通販もどき”の番組は基準に抵触する可能性があるし、公共の電波を私物化して商売すること自体が問題だと思います」
民放のなりふり構わぬ“テレビ商法”。いずれ視聴者の総スカンを食らうことになりそうだ。
(日刊ゲンダイ2009年11月17日掲載)
---------- 【引用ここまで】 ----------
なーるほど…。番組内のコマーシャルというわけですか。
最近は民放テレビ局の決算も赤字のところが出始めているようですが、予算がないので番組を安く作り、更に質が下がると視聴率も下がりスポンサーも離れる…、という悪循環に陥っているような気がします。
もっともそれでなくても、テレビのコマーシャルは見なくなりました。
私もときどき携帯電話のワンセグで番組を録画して通勤時間に見たりしているのですが、ちゃんとコマーシャルスキップがついていて、ほとんどの場合番組だけで楽しめます。
「ほとんど」というのは、どういうわけか(パチンコの宣伝に多いのですが)コマーシャルスキップが効かないコマーシャルもあるわけです。そんなときは早送りで対応しますが、こうなると狐と狸の化かし合いみたいです。
※ ※ ※ ※
商売のコツは買った品物のおまけに納得と満足がついてくるかどうか。テレビは番組もそう言う目で見なくては行けなくなったようです。
今日からこの連休を使ってうちの奥さんが上京中。天気が良ければあちこち行けるのですが、どうかなあ。