東京湾沖合の埋め立て地に広がる「海の森」を見学してきました。
ここは昭和46年に作られた「東京都海上公園構想」が元になっています。
この計画地となっているのは中央防波堤の内側での埋立地で、昭和48 年12月から昭和62年3月まで、ごみの最終処分場として埋立てが行われたところです。
その面積は約78haで、埋立てごみ量は約1,230 万トンにもなり、この計画地の大部分は、既に建設発生土が何層にもかぶせられています。
そしてこの土地を改めて「海の森公園」とするべく、東京都では平成17年から構想作りを行い、平成18年12月『海から緑の風が吹き抜けるまちへ』としてその構想を発表したのでした。
この構想の特徴は、もはや都内の既成市街地では求めることが出来ない大面積の緑をゴミの埋め立て地を使って海の上に作るということです。
また都内の公園や街路樹の剪定枝などを利用して堆肥を作るなど、新しい資源循環型の森作りともします。
さらにその作り方や守り方として、募金活動やNPOや企業などとの協働で進めます。例えば子どもたちにドングリから苗を育ててもらってそれを植えたりするのです。
面積88ヘクタールもの広大な森が全部出来るのは平成49年というとっても遠大な計画なのです。
少し高台から東京湾の陸地側を見てみると、陸地側から湾を見るのとはまた違った風景です。なにしろ羽田空港から千葉県側までぐるりと見えるのですから。
「ここに高層マンションでも建てると夜などは絶景だろうね」
「まあかなり遠いのと、基礎に相当お金がかかるでしょうけれど(笑)」
かつてのゴミの山が緑の風で東京を潤すことになろうとは。インフラ作りとは時間がかかるものです。
ここは昭和46年に作られた「東京都海上公園構想」が元になっています。
この計画地となっているのは中央防波堤の内側での埋立地で、昭和48 年12月から昭和62年3月まで、ごみの最終処分場として埋立てが行われたところです。
その面積は約78haで、埋立てごみ量は約1,230 万トンにもなり、この計画地の大部分は、既に建設発生土が何層にもかぶせられています。
そしてこの土地を改めて「海の森公園」とするべく、東京都では平成17年から構想作りを行い、平成18年12月『海から緑の風が吹き抜けるまちへ』としてその構想を発表したのでした。
この構想の特徴は、もはや都内の既成市街地では求めることが出来ない大面積の緑をゴミの埋め立て地を使って海の上に作るということです。
また都内の公園や街路樹の剪定枝などを利用して堆肥を作るなど、新しい資源循環型の森作りともします。
さらにその作り方や守り方として、募金活動やNPOや企業などとの協働で進めます。例えば子どもたちにドングリから苗を育ててもらってそれを植えたりするのです。
面積88ヘクタールもの広大な森が全部出来るのは平成49年というとっても遠大な計画なのです。
少し高台から東京湾の陸地側を見てみると、陸地側から湾を見るのとはまた違った風景です。なにしろ羽田空港から千葉県側までぐるりと見えるのですから。
「ここに高層マンションでも建てると夜などは絶景だろうね」
「まあかなり遠いのと、基礎に相当お金がかかるでしょうけれど(笑)」
かつてのゴミの山が緑の風で東京を潤すことになろうとは。インフラ作りとは時間がかかるものです。