北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

彫刻家、佐藤忠良さんが亡くなられました

2011-03-30 23:37:54 | Weblog
 彫刻家で具象彫刻の大家である佐藤忠良さんが亡くなられたという報に接しました。

 佐藤忠良さんと言えば品のある女性像が有名で、幣舞橋での四人の乙女の像として、『道東の四季・夏』の作者として釧路へも多大な貢献をしてくださいました。

 ご出身は宮城県ですが、幼い時に夕張町(現在の夕張市)へ移られて、高校は今の札幌西高をご卒業されました。北海道には縁の深い芸術家で、道内では釧路のほかに旭川の買物公園にも《若い女・夏》が展示されています。

 佐藤さんの作品は親しみやすくて全国に数多く展示されていますが、私のいた掛川にある資生堂アートハウスにも《若い女・シャツ》と《女・夏》の二作品があったのが思い出されます。懐かしいなあ。


    ※     ※     ※     ※     ※

 
 享年98歳とのことでお疲れ様でした。

 今日は歓送迎会がありましたが、お店では例の「くしろ夕日ハイボール」を出していただきました。 

 釧路の夕日は、オレンジに輝きながら落ちてゆく太陽だけでなく、港や船、そして幣舞橋とそれに飾られた乙女の彫刻といった添景物が実によい味を出しています。

 このハイボールのためのオリジナルジョッキのイラストは幣舞橋に飾られている佐藤さんの夏の乙女の像があしらわれていて、釧路をイメージするイラストのベストショットというわけです。



                 【夕日ハイボールオリジナルジョッキ、イラストが印象的】


 夕日ハイボールのジョッキを傾けながら佐藤忠良さんのご冥福をお祈りしました。

 ちなみに、今日の夕方幣舞橋を通りかかった時に車を止めてイラストに近い形で撮ったのがこの写真。

 釧路の夕日は今日もきれいでした。 


                 【幣舞橋の夏の乙女と釧路の夕日】
コメント
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