北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

台湾第二の都市、高雄観光

2011-10-31 23:45:55 | Weblog
 今日は台湾の平日ということで、公務班とプライベート班に分かれて行動。

 私はプライベートで台湾島の最南端にある台湾第二の都市高雄市の観光です。

 朝八時半に台北駅を出発する台湾高速鉄道の車両は実になめらかに走り出します。実は台湾高速鉄道は、欧州連合と日本連合との間の受注合戦が国政にまで結びついて大変な騒動を巻き起こした曰く付きの鉄道。

 結局日本連合が大きく盛り返して車両はほぼ日本のものになったのですが、一部にドイツやフランスの技術を取り入れざるを得ず玉虫色の鉄道となっています。

 それでも日本の新幹線を見慣れた者には安心出来る車内の風景です。

 台北駅を八時半に出発して終点の高雄市左営駅への到着は10時06分。最高時速296キロの快適な旅でした。


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 現地の高尾ではガイドの李さんが出迎えに出てくれて、高雄市内を案内してくれることになっています。

 まずは竜虎塔で健康祈願。ここは龍の目と人食い虎の喉を治した医療の神様を讃える建築物で、龍の口から入って虎の喉から出るというもの。

 建物まで行く橋がジグザグになっているのは、古来中華文化では悪霊はまっすぐしか進めないという考え方があるためで、この思想は本州の古い庄屋さんなどでも家への道が曲がりくねっているところに現れているのを見ることがあり、興味深いものがあります。

 続いては高雄で一番高いビルの展望台に登って高雄市内を一望。かつては台湾一高かったビルでしたが、台北市が首都の面子にかけて一〇一タワーを造ったことで第二位の高さとなりました。

 タワーに登ると港湾都市高雄の様子が一目で分かりますし、まだまだ発展の余地のある都市が伺えて感心します。

 かつては日本軍が南進する時の拠点港だったわけですが、そんな歴史も学ぶと興味深いものがありますね。


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 高雄の港からはフェリーで5分の旅で旗津へ渡りました。ここには馬祖様という航海の安全を守る女性の神様がいて、ここへ旅の無事をお願いしてきました。

 最後には高雄名物として必ず紹介されるマンゴーかき氷のお店へ連れて行ってもらい、その味を堪能。

 マンゴージュースの細かいかき氷の上にマンゴーの果実が乗っていて、その上品な甘さは確かに絶品です。この日はサービスでバナナも乗せてもらってゴージャス度も大いにアップです。

 一度も日本に行ったことがないといいながら現地できれいな日本語を使いこなすガイドの李さんに皆で拍手でした。

 高雄を17時30分発の新幹線に乗れば台北には19時06分に到着。新幹線を使った日帰り観光というのも便利です。

 アニメ「千と千尋の神隠し」のモチーフになったという九フン(フンはにんべんに分)も行きたいところ。台湾にはまだまだ魅力があります。

 お互いに近づいた釧路と台湾の関係をもっと深めたいものです。いよいよ明日は帰国です。
 
コメント
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