北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

釧路日台親善協会設立される

2011-10-11 23:45:23 | Weblog
 釧路市内のホテルで設立総会が開かれて、釧路日台親善協会が設立しました。

 日台親善協会を設立しようという機運は、ビッグとキカが台湾へ贈られることが巷でも話題になり始めた夏ころから急速に動き出して、この日を迎えることができました。

 今月30日にはいよいよ台北動物園で蝦名市長と北海道の高橋知事も参加してビッグとキカのお披露目式が開かれて、それに併せて北海道からも団体で式典に参加するのですが、台湾の要人たちと会うときに良い話題ができました。
 
 釧路日台親善協会は急ごしらえながら、法人で50団体以上が参加し形になりました。

 会長には医療法人清水桜ヶ丘病院理事長の清水幸彦さんが就任してくださり、「周りが支えてくれるというのでなりました」と会場を笑わせました。


 活動方針としては、友好を深めることや経済的交流を進めることなどが謳われました。

 実はこの親善協会の母体は市内のロータリークラブのメンバーが中心となっていて、ロータリークラブではこれまでも台北のロータリークラブとの交流実績があるのでした。

 今後は今まで以上に交流を深め、物産やビジネス面での互恵関係を構築してほしいものです。




    ※     ※     ※     ※     ※

 設立総会の会場には我々に先駆けて親善協会を設立させた旭川親善協会のメンバーも駆け付けてくれて場を盛り上げてくれました。

 また台北駐日経済代表処札幌分処からは徐所長がお祝いに駆けつけてくださり、「タンチョウを贈っていただき本当にありがとうございました。これからは釧路は台北動物園の『タンチョウの故郷』として名を馳せることになるでしょう」と挨拶。設立のお祝いに花を添えてくださいました。

 友好親善の輪がビジネスとして花咲くことを期待したいものです。


   【徐札幌分処長の挨拶】
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自転車を生かしたまちづくり in 恵庭

2011-10-11 23:45:20 | Weblog
 恵庭市が企画して、市内の自転車やまちづくり関係者による実行委員会が主催する自転車イベントに参加してきました。

 近年自転車が環境意識や健康づくりの観点から注目されつつある中、改めて市民に自転車の楽しさを体感してもらうとともに、自転車の活用方法や先進事例を紹介して自転車を生かしたまちづくりを考えようという趣旨にイベントです。

 私は午後からのシンポジウムの講演とパネルディスカッションのパネラーを依頼されていましたが、せっかくなので午前の市民サイクリングにも参加して、恵庭の町を走ってみることにしました。

 天気予報は午前から雨というもので不安でしたが、約25kmのロングコースにエントリーしてスタート・ゴール会場の恵庭市ビジネス&リサーチ・パークに集合です。





 一通りの主催者あいさつを終えてからいよいよ出発です。

 コースはまちなかの住宅街を出て田園地帯を走ります。

 田園地帯には防風林が植えられていますが、それが強い風によって斜めになりながらも耐えています。そんな樹木の姿さえ、初めての土地を走るものには感動があります。




 恵庭あたりは平らな土地かと思いきや、案外だらだらとした坂が続いて辛い道のりもありました。しかしそんな小さな変化はまず自転車で走ってみないことには絶対にわかりません。

 それもまた恵庭と言うまちの特徴です。


    ※     ※     ※     ※     ※


 休憩地点では余湖農園さんでは、蒸かしじゃがいもにミートソースと言う組み合わせに舌鼓を打ち、ふたを開けても流れてこないくらい濃いトマトジュースに驚き。


 一緒に走った掛川のサイクリストは、腰折れ屋根(ギャンブレル屋根)の形の小屋に感動し、通った川の「ルルマップ川」という名前に驚きまた感動していました。

「本州には絶対にない川の名前ですよね?いったいどういう意味なんでしょうかね?」

 アイヌ語地名に慣れきった我々には、その地名に驚いてくれることがかえって新鮮な驚きでした。

 
    ※     ※     ※     ※     ※
 

 ツアーの最後の方には、島牧駅逓跡とクラークさんが北大の学生たちと最後の別れをした記念碑なども見ることができました。

 国道36号線を走るときはいつも一度降りてみたいと思っていたものの叶わなかったことですが、こういうイベントの時に果たせたとはこれもまたご縁ということでしょう。




 これくらいのコース設定をするためにはサイクリストたちがかなり事前にコースを試走してルートを決定しなくてはいけないはずです。

 そういう意味では田園から山間部、歴史あふれる街並みと変化する要素を十分に取り入れたコースになっています。

 関係者の皆さんに感謝しつつ、午後のシンポジウムに向かいました。

 恵庭の風景もばかにはできません。


   【GPSロガーによる今日のルートマップ】
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