北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

阿寒湖畔にて

2011-10-05 23:38:03 | Weblog
 午後一番で9月議会の後半を占める決算議会の本会議。

 一般会計、企業会計、特別会計の各会計決算に対して各委員会で議論された内容が各委員長から報告され採決へ。

 理事者側から提出された議案は全会一致、あるいは賛成多数によりいずれも可決成立しました。

 熱心なご討議をいただいた各議員に心から感謝申し上げます。


    *    *    *    *    *


 夕方からは阿寒湖半へ出張。市内での出張というのもなかなかなくて、私が釧路へ来てから阿寒湖半のホテルに泊まるのはおそらく初めてだと思います。

 実は明日朝から夕方まで、官公庁が主催して「地域の魅力向上・商品化研修」が行われるのにあわせて講師陣が阿寒湖半に到着されたので、出迎えと懇親会を行ったのです。

 講師には別府温泉でハットウ・オンパクを成功させているTさんや自然学校研究所のHさんなど。

 明日の研修が成功するようにお祈りしています。


   【雄阿寒岳と阿寒湖 魚が釣れそうだ~】


    *    *    *    *    *


 来年の4月に開園する阿寒アイヌシアターは愛称を募集していましたが、このたび愛称を「イコロ」に決定。開設準備が日増しに進んでいます。

 現場も見せてもらいましたが、外壁がほぼ完成し、足場をはずしつつありました。あとは内装を仕上げる作業を平行して行います。


   【屋根は玄関部分の上にもう少し造作が加わります】


 施設はこれまで外で開催されていたイヨマンテ火祭りを室内で行いたいという願いを実現するだけではなく、人形劇や動画の映像などで、広くアイヌ文化をさまざまな形で伝える施設として考えられています。

 室内には火祭りの火を焚く装置や船を浮かべる水路なども作られることになっています。来年のゴールデンウィークは、ぜひとも阿寒アイヌシアター「イコロ」でアイヌ文化に触れていただきたいものです。


 懇親会の後に、イヨマンテ火祭りを見てきました。アイヌの伝統的な「オーホホホホホー」という祈りの言葉に女性たちの歌が響き、女性たちの柔らかな踊り、そして男たちの力強い舞が披露されます。

 もう夜はだいぶ冷え込みが厳しくなってきました。この踊りが天候に左右されずに室内で見られるのは嬉しいですね。

 阿寒湖の夜は満天の星をいただきながらふけて行きました。



   【不思議できれいな時間が流れました】
コメント
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