北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

父の日のプレゼント

2012-06-17 23:41:54 | Weblog
 先日友人がネット上で、「娘が最終電車に乗り遅れて迎えに来てという連絡が。まったく仕方がないなあ」と書き込んで、周りから「それはそれで幸せじゃないか」とたしなめられていました。

「娘に貸しを一つ作ったつもりです。でも、文句を言いながらケンカしながら、一緒にいるのが案外幸せなのかもしれませんね」と最後はちょっとしんみり。

「お父さん、○○してー」とおねだりして来るうちが花ということなのでしょう。


    ※     ※     ※     ※     ※


 私には娘が二人いますが、あるときから単身赴任が増えて、娘とは話し合う時間がほとんどなくなってしまいました。

 そうこうするうちに、次女は東京で就職し、妻と同居していた長女も結婚してどちらも家から離れてゆきました。

 もっと一緒の時間を過ごせたらよかった、と今となっては思います。

 おねだり上手もコミュニケーションのための一つの才能。おねだり下手は真面目なようで、コミュニケーション下手なのだと言えるかもしれません。

 娘にはおねだりされても貸しだなんて思わない方が良いでしょう。

 自分だって親に随分借りを作ってきたことでしょう。でも親から「貸しだよ」なんて言われた記憶はありません

 親から受けた借りは、親にだけではなく子供に返す。

 子は親から受けた借りを自分の子供に返しましょう。そうやって恩は世代を超えてゆくのです。


    ※     ※     ※     ※     ※




 今日は父の日。

 長女夫婦からはパジャマ、次女からは「父の日おめでとう。何もないけど、体に気をつけて頑張ってね」というメールのプレゼント。

 はい、ありがとう。お互いに健康で頑張ろうね。
 

  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする