北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

若者は荒野を目指す

2012-06-21 23:45:09 | Weblog
 釧路在住の白尾亜利沙さんという若い女性が、今月末からJICA海外青年協力隊としてバングラディシュに派遣されるとのことで、市役所を表敬訪問してくれました。

 白尾さんはまだ23歳で、この春に教育大学を卒業した先生の卵。

 今回はバングラディシュで、かの国の先生を養成する機関に派遣されて、教員養成のお手伝いや教育支援に携わられるとのこと。

「先生の養成もいいですが、子供たちとも触れ合いながら、一緒に教育を考えるような時間が過ごせたらいいと思います」と目を輝かせます。

 帰ってきたら先生になりたいとのことですが、こういう海外でのボランティアのような強烈な経験を若いうちに積んでいるような人材をどんどん先生として採用してあげたいものですね。

 お話を聞けば、なんと私の娘と同じく旭川の教育大学を卒業したとのことで、娘を海外へ出す父親の心境になりました。

 内向き志向が強い若者の風潮に真っ向から異論を唱えるような前向きな生き方に心からエールを送りたいと思います。





 
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 現地では年に20日の休暇もあるそうですから、しっかり休暇を取ってさらに見聞を深めてほしいものです。
 
 それにしても心配なのは健康です。

 以前、バングラディシュの大使館で三年間勤務した友人が、「三年間ずっとお腹が緩かった。腸内の細菌が、日本の物から現地の細菌に代わってゆくのが分かったよ(笑)」と言っていました。

 水には注意して体を大切に。そして、いつかたくましくなった姿を見せてくださいね。

 現地でのご活躍をお祈りします。ガンバレ!

 
コメント (1)
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