六月議会一般質問の二日目。
最初は大島議員さんからの、「中学校での武道必修化に伴う、柔道授業への安全確保対策」について。
大島議員曰く、「文科省も柔道を必修化することにしてから、その危険性を改めて認識したフシがある。柔道授業の安全対策を具体的に教えてほしい」とのこと。
答弁では、「文科省から『柔道の授業の安全な実施に向けて』という指針を作成して各学校に配布している」というもの。
指針の内容は、柔道授業の安全管理のために留意することが六項目記載されています。
中身は、
①畳が破れていないか、隙間や段差がないかなどの練習環境の事前の安全確認、
②捻挫や骨折のおそれがある場合の応急逓あてなどの、事故が発生した場合への事前の備え、
③指導経験がなく教員が不安を感じているような場合に、経験豊かな外部指導者の協力を得るなどの、外部指導者の協力と指導者間での意思疎通・指導方法の確認、
④受け身の練習を段階的に行うなど指導計画の立て方、
⑤生徒の健康状態について把握するなど、安全な柔道指導を行う上での具体的な留意点、
⑥傷病者の意識や呼吸の確認など万一の場合の対処、
…という六項目でした。
これはとても大変ですね。
※ ※ ※ ※ ※
釧路の場合は、柔道を実施する全ての中学校で、柔道の指導経験を有している保健体育科の先生がいて、二学期から行われる授業に向けて、生徒の個人差などを踏まえた指導計画を立てたり指導体制の整備などが進んでいます。
また釧路学校柔道連盟と連携した「柔道実技講習会」を過去二年間開催していて、今年も夏休み中に行われるそう。
また過去五年間、実技講習会への参加経験のない先生は、道教委が6月29日に行う実技講習会に参加を義務付けられていて、全ての保健体育の先生が実技講習会に参加するようになります。
なにしろ安全な形で武道の心に触れてほしいものです。
※ ※ ※ ※ ※
土岐議員からは、「北海道が発表しようとして急きょ中止となった新しい津波被害想定だが、なかなか出されないのがもどかしい。しかしいつまでも待っているだけでは対応が後手に回るのではないか。スピード感を以て取り組まなくてはならないのではないか」という質問がありました。
答弁も、「北海道の新たな津波浸水予測図は、6月下旬以降に公表の見込みと聞いておりますが、現時点では具体的な日程は聞いておりません」と歯切れが悪いもの。
道からの津波浸水予測の公表を見てから発注しようとした、市役所裏に建設予定の「防災まちづくり拠点」も「音別町行政センター」も、国の補助金の執行とのタイミングで、7月中には基本設計を発注しなくてはなりません。
道の公表が遅くなるようならば、発表しようとする内容の情報収集を急いで、整備水準や設計基準の腹を決めないといけないかもしれません。
なにしろ1mの津波を想定しておけばよいのか、10mの津波を想定するのか、では建物の壁の厚さや基礎の深さなども変わります。
公表の内容をできるだけ早く知ることで、どこまでの津波に対処するかという決断をしなくてはならない時期が近づいています。
最初は大島議員さんからの、「中学校での武道必修化に伴う、柔道授業への安全確保対策」について。
大島議員曰く、「文科省も柔道を必修化することにしてから、その危険性を改めて認識したフシがある。柔道授業の安全対策を具体的に教えてほしい」とのこと。
答弁では、「文科省から『柔道の授業の安全な実施に向けて』という指針を作成して各学校に配布している」というもの。
指針の内容は、柔道授業の安全管理のために留意することが六項目記載されています。
中身は、
①畳が破れていないか、隙間や段差がないかなどの練習環境の事前の安全確認、
②捻挫や骨折のおそれがある場合の応急逓あてなどの、事故が発生した場合への事前の備え、
③指導経験がなく教員が不安を感じているような場合に、経験豊かな外部指導者の協力を得るなどの、外部指導者の協力と指導者間での意思疎通・指導方法の確認、
④受け身の練習を段階的に行うなど指導計画の立て方、
⑤生徒の健康状態について把握するなど、安全な柔道指導を行う上での具体的な留意点、
⑥傷病者の意識や呼吸の確認など万一の場合の対処、
…という六項目でした。
これはとても大変ですね。
※ ※ ※ ※ ※
釧路の場合は、柔道を実施する全ての中学校で、柔道の指導経験を有している保健体育科の先生がいて、二学期から行われる授業に向けて、生徒の個人差などを踏まえた指導計画を立てたり指導体制の整備などが進んでいます。
また釧路学校柔道連盟と連携した「柔道実技講習会」を過去二年間開催していて、今年も夏休み中に行われるそう。
また過去五年間、実技講習会への参加経験のない先生は、道教委が6月29日に行う実技講習会に参加を義務付けられていて、全ての保健体育の先生が実技講習会に参加するようになります。
なにしろ安全な形で武道の心に触れてほしいものです。
※ ※ ※ ※ ※
土岐議員からは、「北海道が発表しようとして急きょ中止となった新しい津波被害想定だが、なかなか出されないのがもどかしい。しかしいつまでも待っているだけでは対応が後手に回るのではないか。スピード感を以て取り組まなくてはならないのではないか」という質問がありました。
答弁も、「北海道の新たな津波浸水予測図は、6月下旬以降に公表の見込みと聞いておりますが、現時点では具体的な日程は聞いておりません」と歯切れが悪いもの。
道からの津波浸水予測の公表を見てから発注しようとした、市役所裏に建設予定の「防災まちづくり拠点」も「音別町行政センター」も、国の補助金の執行とのタイミングで、7月中には基本設計を発注しなくてはなりません。
道の公表が遅くなるようならば、発表しようとする内容の情報収集を急いで、整備水準や設計基準の腹を決めないといけないかもしれません。
なにしろ1mの津波を想定しておけばよいのか、10mの津波を想定するのか、では建物の壁の厚さや基礎の深さなども変わります。
公表の内容をできるだけ早く知ることで、どこまでの津波に対処するかという決断をしなくてはならない時期が近づいています。