北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

釧路で釣りをしないということを例えると

2012-06-22 23:45:33 | Weblog
 ちょうど一年前に、釣りを始めるきっかけとなったのは掛川からの友人たちの来釧でした。

 その友人たちが昨夜から来釧、久しぶりの再会を喜び合いました。

 今日日中には阿寒川で釣りをして、皆40センチのニジマスを釣り上げて大満足だそうです。

 夜の懇親会には、地元で道東の釣りを世間に広めたMさんや、今度からフライフィッシングを始めようと思っているというAさんなども参加して、楽しい時間が過ごせました。

 本州の釣りと釧路が違うのは、釧路では春夏秋冬の四季それぞれに自然条件が変わり楽しみ方が多様なこと。

 例えば、海に下るイワナはアメマスに姿を変えて再び川へ戻ってきますが、体長は倍増し60センチクラスが普通になります。

 さらにこれから夏の季節には、川に上らずにまだ海に残るアメマスもいて、「海アメ」と呼ばれさらにダイナミックな釣りの対象になる魅力がたっぷり。

 渓流の小さな魚から、大型でダイナミックな魚まで道具を揃えさえすれば大いに楽しめるというわけです。


「折角そんな豊かな自然があるのに釣りをしないなんてもったいないですよ」と私。
 すると周りから、「なるほど、では釧路で釣りをしないということはどう例えられますか」

「例えて言うと、信州安曇野にいて蕎麦を食べないとか、沖縄にいてソーミンチャンプルを食べないくらいもったいないことですよ」
「なるほど、地域の魅力を味わうべきだ、ということですね」

「そう、そのとおりです」

 
 ところがそこで道東の釣り師Mさんからの一言が。

「実は道東の釣りに魅せられて移住を決め込んだ人が何人もいます。ところがそうやって移住してきてみると、案外その後には釣から離れしまうんです。『いつでもできる』という安心感がそうさせるのかもしれませんね」

 なるほど、やはり大事なのは常に地元の価値を意識して、今日や今を大切にすることでしょうか。

 地元を大切に思うとはどういうことか考えますね。

 さて、どうぞ地元の魅力を存分に味わってください。 


コメント
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