北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

タバスコの蓋にさえ

2012-06-24 23:45:27 | Weblog
 もう6月も終わりだというのに釧路は気温が上がらず寒いです。

 午前中は洗濯と掃除で、普段なかなかできない部屋の整理なども敢行。たまにはこういう時間をちゃんととらないといけないな。

 掃除とは、つきつめると「撫でる」ことに帰着する。

 目で見て埃がたまっていたら、そこはずっと目が行き届かなかったところという意味。

 気づかないならそれも良し。すべてに一度に気づこうと思うと大変ですから。

 でも気づいたんだったら撫でてやりましょう。

 布巾や雑巾でちょっと撫でてやるだけで、ちゃんと目が行き届いた場所に変わります。

 ある人の文章に、気分が滅入って鬱になりかけのときは積極的に行動を起こすのが良い、とありました。

 しかしその一方で面倒くさくて動けないのは気分が滅入っているからでもあります。

 行動を起こせるかどうかが気分転換のポイントで、その時の基準は「それが2分でできるかどうか。2分でできるんだったらやってしまいましょう」ということなのだそう。

 ちょっとした汚れに気づいたり、洗濯物が掛けっぱなしだったり、机の上がちょっと乱雑になったり…。それがえいっと2分で片付くんだったら、人生の2分をその作業に充てよう、というのです。

 全てがその通りにできるわけではありませんが、心がけの一つとして「2分の作業」を頭に入れておくと良いかもしれませんね。


    ※     ※     ※     ※     ※


 かつて受験勉強をしていた時に、物理の参考書に前田の物理というのがあって、「ナデコツとジューの力」という覚え方がありました。

 これは力学を学ぶときの覚え方で、物体を「撫でてコツンと当たる」ところには力が作用し、何も触れていなくても「重力(=ジュー)」は作用する、ということを言い表したもの。

 作用反作用とか、ベクトルなどを考える際には随分役に立ちました。

 物理の力学にはそんな法則がありましたが、掃除で言うと、「上を向いた面には必ず埃が溜まる」というのが汚れの法則。

 どんなに小さかったり狭かったりするところでも、上を向いた平らなところには埃が溜まります。調味料で言うと、タバスコの蓋の上でさえ埃が溜まるのです。

 気が付いたら拭くのは2分でできそうですが、調味料がたくさんあったら手を付けかねるでしょうか。

 普段はずぼらなくせに、いったん始めると凝るのはB型の悪いところかな(笑)


 【こんな狭いところにさえ埃が…】  

コメント
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