北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

地元のことは"ロコ"に聞け

2015-06-18 23:58:43 | Weblog

 先日友人が訪ねて来た際に、「お昼をどこかで食べたいんですが、良いところはありませんか」と訊かれました。

 市内でタクシーの運転手さんに聞いてみると「ラーメンだったら『青い鳥』かな」という声が多かったので、友人に「青い鳥というラーメン屋さんで塩ラーメンを食べてみて」と薦めました。

 実際に行ってみた彼は驚いた様子で「いやあ、スープが澄んでいてすばらしく美味しかったです!お店も混んでいましたし、人気のある店とお見受けしました」と喜びの声。

「素晴らしいお店を紹介していただきありがとうございました」というので、「いやあ、実は噂だけでまだ僕も行っていないんだよね」と返すと「なんですか~、それは」と呆れていました。

「あそこは小松さんも行った方が良いと思います。やっぱり地元に詳しい人がいたら頼るべきだと思いました」
「それはそうでしょ」

「実は小松さんが稚内にいるのは知っていたんですが、連絡しても迷惑じゃないかな、と思って黙って過ぎようと思っていたんです。それを小松さんもご存じのSさんが、『それはダメだよ。信頼できるロコがいるならそれに頼らなくちゃ』と言ってくれたんです」

 "ロコ"というのは、英語で言うところの"local"。サーフィンなどで地元の波事情に詳しい人を"ロコ・サーファー"と言ったりするそうで、特に地元事情に詳しい地元民のことを言う表現です。

 地元に詳しい友人を大切に思って、いざというときは頼るべきなのだと。そしてその恩は、相手が自分の地元に来た時に迎えてあげることでトントン。

 迷惑をかけないことが美しいのではなく、相手に頼って次には頼られる関係になる、そんな関係性が良い。今回も声をかけてくれたことで良い思い出ができました。
 
 あ~、早く「青い鳥」へ行かなくては。

コメント
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