北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

渓流を見に歌登~枝幸方面へ、これは良い川だわ

2015-06-14 23:05:59 | Weblog

 天気も穏やかな日曜日。さしたる用事が入っていなかったので、管内視察の意味を含めて、渓流のロケハンに出かけました。

 宗谷管内最南端の枝幸町は旧歌登町と合併して現在の枝幸町になっています。その歌登の知人から、「ヤマベだったら徳志別川という良い川がありますよ」と教えられていたのです。

 いつものように朝八時からの日帰りレンタカーを借りましたが、こちらにある「ちょい乗りレンタカー」というシステムは半日だったら基本料金が2,500円という格安料金。

 今日の車種はマツダのデミオのガソリン車でしたが燃費はなんとリッター20kmという高性能。ガソリン代も2千円たらずで済みましたが、自宅の車だったらガソリン代は約二倍かかっているはず。レンタカーのコストパフォーマンスが良い時代になりました。

 いよいよ歌登方面へ出発で、今日はオホーツク海側のルートで現地へ向かいました。

 先日片道100kmの中頓別でロケハンをしたのですが、せいぜいそのくらいの距離かと思いきや実は150kmほどとまだ遠く、思いのほか到着までに時間がかかる。。

 ほぼお昼くらいにようやく現地に到着し、事前に国土地理院がネットで公開している「地理院地図」を参考に、川に入れそうなポイントに目星をつけて川の周辺をうろうろしてみました。

 徳志別川とその支流はたしかに渓相豊かで、山あいの河川の風がありました。実は宗谷丘陵は一万年ほど前まで氷河に覆われていたという歴史があり、そのために氷河に削られて高い山がほとんどありません。

 周囲を見回してもせいぜい標高200メートルくらいの山しかなく、そのために川も川原が発達せず、まるで釧路川の様な溝や堀の様なところを流れる河川景観が一般的。

 それが枝幸や歌登くらいまで南下すると、氷河の影響がだいぶすくなくなっているのか標高800メートル以上の山が出てきます。そうなると川が急峻になり、大きな石や岩もゴロゴロして瀬や淵といった変化に富んだ河川が登場します。

 川辺を歩きながら見ていると、そこここでヤマベがピョンピョンライズしていて元気が良さそうです。

 ヤマベの解禁は7月1日からということで、それ以降は獲って持って帰っても良いというので、エサ釣りなどの愛好家が多数訪れて来るそうです。フライで遊んでくれる程度には残しておいてほしいものですが。

 それにしてもこんな川の様子なんて、フライを始めなかったら絶対に見ようとも思わない風景だったに違いありません。面白いものですね。


       ◆ 


 帰る途中で枝幸町の道の駅「マリーンアイランド岡島」で休憩。

 ここで思い出したのが、この6月から始まった「道の駅最北ぐるりんスタンプラリー」です。

 これは道の駅スタンプラリーの地域限定盤のようなもので、宗谷管内の「わっかない」「さるふつ公園」「ピンネシリ」「マリーンアイランド岡島」に加えて、上川管内ではありますが、「おといねっぷ」と「なかがわ」の二か所の合計6カ所の道の駅巡りです。

 この6カ所は国道40号、238号、275号で囲まれているような感じなので、地域を巡るときの楽しみが一つ増えますね。


【2015道の駅最北ぐるりんスタンプラリー】
 http://www.wk.hkd.mlit.go.jp/road/stamp/stamp.html 


 

コメント
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