昨日の予告の通り今夜は道産中力粉でのうどん作りに挑戦です。
パン焼き機に説明書のレシピ通りの材料を投入します。ちなみに中力粉300グラム、ぬるま湯150cc、塩10グラムとなっています。
機械に入れてスイッチを入れると、15分でアラームが鳴ってこねあがったことを知らせます。
こねた玉はすぐに取り出して、しわが一つになるように手で仕上げます。このあたりは蕎麦打ちと一緒なのでらくちん。
本式のうどんではここで玉をビニールの袋に入れて足で踏みつける作業をします。これはさらに強いコシを出すための作業なのですが今日は省略です。
この状態でラップにくるんで二時間ほど冷蔵庫で寝かせますが、これが蕎麦とうどんの一番の違い。うどんは打ってすぐには食べられないのです。
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二時間半ほどたったところで冷蔵庫から玉を取り出して、後は蕎麦と同じように薄く伸して切るという作業ですが、コシが出たうどんの玉はのし棒でのしてもぎゅーっと強く元に戻ろうとします。
それなりの暑さになったところでたたんで切ります。幅が蕎麦よりは太めなのでちょっと感じがつかめずばらつきが出てしまいました。やっぱり練習しないと駄目ですね。
いよいよ茹でて食べますが今日は冷やした汁につけて食べましょう。"かえし"は自家製で、今日のダシは「茅の舎(かやのや)」さんのアゴだしですが安定の美味しさ。私はこの味が好きですねえ。
うどんは四分以上茹でたところで引き揚げましたが、コシが強く出ています。妻は「固いんじゃない?茹で時間が足りないのでは?」と言い、私は「これは固いんじゃなくてコシがあるんだよ」と意見が分かれましたが、それくらい歯ごたえのあるうどんになりました。
美味しい麺を食べるためにはなんと言っても美味しい粉を探し当てることが一番肝心で、これができれば八割は成功です。
蕎麦打ちもうどん作りも人脈が一番のカギで、蕎麦打ちスキルの重要性なんて20%くらいなもの。それが私の実感です。
はあ、今日もごちそうさまでした。