自宅でいつものように蕎麦を打ち、娘夫婦と孫を呼んでの蕎麦パーティですが、今日はこれに妹の旦那さん、つまり義理の弟も参戦。
妹は蕎麦アレルギーで蕎麦粉の近くには寄れないという残念な事情で、義理の弟もずっと蕎麦屋から遠ざかっていたのだそう。
ところが「実は蕎麦は好き」ということがわかり、「それは可哀想だ」ということで私の自宅で行う蕎麦パーティに招待したところ喜んで来てくれました。普段なかなか接する機会のない間柄でしたが距離感が一気に縮まって楽しい話で盛り上がりました。
身近な親類でも実は案外会ったり心を通わせるような時を過ごすことって少なかったり難しかったりするものですね。身近な親類縁者も大事にしましょうね。
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さて、「蕎麦前」と言えばお酒、それも日本酒と相場は決まっています。
普段から旅先で仕入れたりネットで送ってもらっているお酒などを集めたら五種類ほどのお酒が並びました。
なかでも真ん中の「金蘭黒部」は安曇野時代にお世話になった大町の市野屋商店さんの自慢のお酒。特に12月に出来上がりのお知らせが届く「新酒」は度数が19度という濃いお酒。フルーティながらガツンとくるエッジの効いたお酒です。
右から二番目のお酒の名の入っていない便は、今回の東北旅行の際に秋田の両関酒造さんで買い求めた「蔵元限定」のお酒。酒蔵で採取された"蔵付酵母"で醸し出されたお酒だそうで他のお店では売っていないしお店のホームページにも載っていないという点で希少価値大。濃い味で美味しいなあ。
岩手のお酒の「撫子」は、なでしこの花から取った酵母で仕込んだお酒だそう。世の中にはいろいろな酵母があるものですね。
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人数が増えると蕎麦を打つのも苦労しますが、わが家は家に蕎麦を打てるスペースがあるのでいつも楽しんでいます。
家は上手に使って大いに遊びましょう。大人のホームパーティって楽しいですよ。