東京の娘が我が家へ帰省中。今週友達の結婚式が札幌であるのだそう。
「何かリクエストはあるかい」と訊くと「キャンプに行きたいかな」というので、それならと支笏湖畔の美笛キャンプ場へとやって来ました。
このあたりは先週も山菜取りで近くを歩いていたところ。湖のすぐそばにあって遠くには恵庭岳が眺められ、すぐ裏に美笛川が流れて釣りも楽しめるというので、シーズンになるととても人気のキャンプ場です。
しかしこの季節でしかも平日。数組のテントがあるだけで、静かなキャンプに身も心も癒されます。
天気も良くて雨の心配はないのですが風が強くて背の高いテントはかなり煽られます。
こんなときはロープでステイを強化。キャンプを始めたころに、買ったテントに付属のロープやペグしかもっていなくて風の強い時に難渋したときがありました。
そのときに近くのサイトでキャンプをしていたベテランの年配の方から、「これ、使うといいですよ。差し上げます」と紐を何本かもらって助けられた思い出があります。
それ以来、余分なペグとロープは常備するようにしていますがそれが役に立ちました。
この美笛キャンプ場、二年前の九月の豪雨災害で大きな被害を受け、一時は復旧工事のために利用できなかったのですが、今では復旧工事も終わってまた使えるようになっています。
しかし護岸工事の周辺などでは車の立ち入りが制限されていたりしてまだその余波を引きずっている様子。
途中の国道453号線も、まだ砂防工事や護岸工事が行われており橋も仮設のところがあり、その被害の大きさがうかがい知れます。それにしても被害を受けてから早急に修復を果たしたわが開発局の仲間たちの仕事ぶりは立派なもの。仲間のことながら敬意を表します。
キャンプ場では裏の美笛川も河道が大きく変わったり大きな木が倒れたりしていて、こちらでも被害の大きさが想像されます。
さて、明日は釣りに行ってみますが魚はいるかな。