北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

桂沢湖のワカサギの小ささ ~ 小物釣りはまかせろ

2018-02-03 22:17:56 | Weblog

 

 今日もワカサギ釣りで、初めてのポイントである桂沢湖へ行ってきました。

 桂沢湖って、案外近いと思っていたのですが我が家からは75㎞も離れています。定山渓ダムのさっぽろ湖なら33㎞ほどなので、思いのほか遠かったなあ。

 さて、現地の桂沢湖のワカサギ釣り。道道から右折して湖岸へ降りるのですが、小さな看板が雪山にボソッと刺さっているだけで分かりにくくて驚きました。

 前を走っていた車が右折してくれたので、気が付いて着いて行きましたが、自分たちが先頭だったら通り過ぎていたかもしれません。

 我々が到着したのは朝の9時少し前でしたが、駐車場は私がほぼ最後の1台くらい。

 管理人がいて、釣り穴の利用料300円を徴収していて、それが9時からと聴いていたのですが、皆さん結構早いようですが、駐車場に限りがあると思えばその気持ちもわかります。

 ここまで来て駐車場が満杯のためにすごすごと帰るのではたまりませんもんね。

 さて、湖の釣り場って大概そうなのですが、ここも駐車場からは一貫して下り坂が続きます。

 途中の管理人小屋で、湖に開けてある穴の利用料として300円を払うと、ピンクのテープが縛ってあるポールを渡されます。

「これを使っている穴の横に立ててください。そうすれば誰かが使っていることが分かりますから」 なるほど、そういうシステムですか。

 湖面には岸から10mくらいの範囲で、岸と平行に30センチ角の四角い穴があけられていて、自分たちがドリルで穴をあけるのは禁止です。

 その理由がよくわかったのは、踏み固め道以外のところへ長靴で足を踏み入れると、ズボッと足がぬかるむ場所がそこかしこにあったから。

 この季節でもまだ水が上がってきて、ぬかるむので自由に穴を開けたりすると、湖に飲み込まれる危険性が大きいのです。かんじきやスノーシューがあれば安全かもしれませんが、長靴だけで軽く考えると危ないところです。


          ◆ 


 さて、今日使う穴を決めたら、その上にテントを設営して、あとはいつもの自分たちの道具類を広げて釣り開始。

 ところが今日は一向に魚が来ません。偶然一緒になった釣り仲間のところではそれなりに釣れていたというので、悔しいところですが、まあ穴選びの運不運も釣りのうち。

 昼過ぎからはぽつぽつとかかるようになりましたが、時すでに遅し。夫婦二人で40匹とは情けないかぎりです。

 しかしそれにもまして、桂沢湖のワカサギの小さいこと、小さいこと。

 餌が少ないのか、大きくなれなかったような5センチくらいのワカサギばかりがかかりますが、反応も小さくて実に繊細な釣り模様です。

 釣りは「小物に始まり、小物に終わる」と聴いたことがありますが、聞きしにまさる小ささでした。

 でも天気が良くて、とても北海道らしい風景の中での釣りでした。

 数さえ釣れれば、佃煮にには最適なんだけどなあ(笑)。

 
 

コメント
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