週末の十勝旅。
朝一番に宿泊所を出て、豊頃町大津地区へジュエリーアイスを見に行きました。
冷えた十勝平野には、そこここで川霧が発生して視界の悪いところもありましたが、これもまた幻想的です。
到着したころにはもう朝日が昇っていましたが、今日の天気は曇りで日の出は見えませんでした。
さらに、海岸に打ち寄せられているはずの透明氷も数が少なくて、ちょっと期待外れ。
「やっぱり氷が多いのは、大潮の潮位が高くなる時なんです。今日はちょっと時化ているので余計に氷は上がってないかもしれません」とは、地元の友人の弁。
なんとか氷の写真を撮ってみましたが、なかなかきれいには撮影できませんでした。
運不運もありますが、それを乗り越えて何回も何回も訪れなくては良い風景や写真には出会えませんね。
今日は不運な部類でしたが、また機会があればぜひとも来たいと思います。
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さて、ジュエリーアイスを見た後は十勝でワカサギ釣り、というのがなんといっても我々釣り仲間のお約束です。
今日の場所は、いつもの沼でもずっと河口近くのポイントにしてみました。
テントの場所を決めてから穴をあけて釣りに挑みましたが、先にポイントを決めたのは、今日の大失敗。
おまけに、水が上がってきて雪面を歩くと、20センチほどズボッと埋まってしまうようなズブズブな雪原です。
さらに、全体にワカサギも釣れなくて、みな苦労の時間が過ぎてゆきました。
そのうち日お昼くらいから、一つのテントの中の穴が妙に釣れる、とわかってきて、皆その周辺に陣取り始め、狭い空間に何人もが竿を垂らす密集状態になりました。
しかも時間が経つにつれて、チカが混じり始めました。この辺りは海岸から近い川筋なので、チカが遡上してもおかしくはありませんが、最後にはチカばかりが釣れて思いのほかの釣果となりました
夏は原生花園としてハマナスが咲き乱れるこの辺り一帯ですが、冬は荒涼とした風景の中で、穴釣りが楽しめるというのも北海道の魅力です。
もっとディープに十勝を知りたくなりますね。