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北海道で道路の舗装事業に携わる団体は、3つあります。
主に道内企業で構成される、私の所属する(一社)北海道舗装事業協会と、本州の大手企業さんで構成される(一社)日本道路建設業協会北海道支部、そしてアスファルト合材を製造・供給する企業で構成される北海道アスファルト合材協会の3つです。
かねてより、建設産業では若年者の新規就労者が少なく、年々平均年齢が上がっていると言われていました。
ところがでは実際に工事を担当する技術者は何人いるのかとか、何歳の方が何人いるのか、といったデータがありません。
そのため、今現在道内で働いている何人の技術者が、今後十年経ったら何人になるのかといった将来の変化も見通せません。
また、現在新規就労者を迎えるためにどのような工夫をしているかなど、個別企業の工夫や苦労のようなものも分析したデータがありません。
そこで今般、上記の舗装関係3団体の会員の皆さんを対象に、現在いる技術者を年齢別に教えてもらおうというアンケートをすることにしました。
他の建設産業全体の様子では、50代半ばに大きな山があって、その下に40代半ばにもちょっとした山があり、それより若くなるとどんどん年齢が若くなるほど人数が減るという傾向が見て取れます。
概ね同じような傾向かもしれませんが、それを実際の数字で持ってみないと業界全体の傾向が語れません。
業界自身の健康診断のようなもので、どのあたりに不健康の種があるのかを調べてみようと思います。
それがすぐに、健康に変わる解決策に結び付くものではないかもしれませんが、現状を把握することで改めて気づくことも多いことでしょう。
会員企業の皆様のご協力をよろしくお願いします。