昨日、わが(一社)北海道舗装事業協会の総会があり、私こと専務理事に再任されました。
皆様のご指示により、もう少しだけ舗装協会のために尽力させていただきます。
総会の中で、報告事項として昨年の事業報告があって、私から約20分ほど資料に基づいて説明を行うシーンがありました。
資料の説明はスムースに行ったのですが、その後の懇親会で、「よくあの資料をあれだけすらすらと説明できますね」と驚く方がいました。
「私はあんなにスムースには説明できませんよ。次にどこをどう説明しようかと考えちゃいますもの」
「いえいえ、答えは『読み原稿』ですよ。説明用のセリフは全部書き出して原稿にしてあります。そうしないと全体の進行時間も管理できませんからね」
実は昨年は、何度か練習したうえで読み原稿なしで総会での報告に臨んだのですが、多少時間管理が悪くて、予定より早く終わってしまいました。
そこで今年は反省して、発言内容を全編読み上げる原稿を作成したのです。
国会でも地方の議会でも、発言は大抵は質問者も答弁者も基本的に一度目のやり取りは事前にやり取りをした原稿を読み上げる形が一般的です。
それはそこで会話をしているのではなく、質問の内容に対してどういう回答があるか、ということを記録に残すことが大事だからです。
ただ議会の場合は、一度目の答えに対する再質問からは原稿なしでお互いにアドリブでのやりとりになることが多く、そこで初めて感情が出たり本音が出たりするので、駆け引きもでてくるのです。
まあ私の報告も、記録にとどめることが大事で、その次に大事なことは、時間管理をして短すぎず長すぎない適切な時間の範囲で終えること。
面白味はないかもしれませんが、世の中の大抵のことは、事前に十分な段取りをすることで、必要な内容を踏まえたうえで効率的に進んでいるというのが実態です。
だからこそ逆に、ハプニングが面白くなるのですけどね。
今回の総会はハプニングもなくて良かったです、はい。