北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

「おだつな!」か…

2018-02-04 23:21:52 | Weblog

 

 昨日封切りの映画、「羊の木」を観てきました。

 ジャニーズの関ジャニ8の錦戸亮さんが、新しい転入者を受け入れる仕事をする市役所の職員を好演。

 地域活性化のためと称して、仮釈放された殺人事件の前科者6人を受け入れた地方都市で、彼らと地元民たちの関係はどうなるか、という導入部。

 殺人の前科者たちと知って、彼らを怖がる人たちがいれば、全く気にせず受け入れる人たちもいる。

 6人それぞれの暮らしの中で、信じて良いのは誰で、信じちゃいけないのは誰か。

 一生懸命働く姿や不愛想、色っぽさに感情を出さない態度、それでも地域の溶け込もうとして一生懸命努力する姿。

 そんな態度を目にして、自分は目の前の人を信じられるのか、まして彼らは殺人の前科のある者たち。

 「罪を償った人なんだから、もう普通の人よね」というあるべき考え方と、犯罪者に対する先入観、そして自分自身はどう思うのかというちょっと重たいテーマを抱えて物語は進みます。 

 ネタバレは慎みますが、ちょっとドキドキする140分でした。


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 映画を見た後は200円で買えるポップコーンを買って帰って、夜は娘夫婦が孫二人を連れて我が家へ遊びに来ました。

 孫たちはやたらおどけて周りを笑わせようとして、笑うとさらに輪をかけておどけます。

 北海道の方言ではこういう状態を「おだつ」と言いますが、おだっておだってこちらも笑いが止まりません。

 子供の時はよく「おだつな!」と怒られたなあ。

 今の子供はおだつくらいの方が、元気があってよろしい!(笑)

コメント
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