北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

いつの間にか先輩が

2018-05-28 22:38:33 | Weblog

 ある会合で、実は家が近い先輩と会いました。

「実は先輩の家と私の家は近いんですよ」
「知ってましたよ(笑)。でもあなたの知っているその家はもう私の家じゃないんですよ。昨年の7月に近くに引っ越したんです」

「ええ!それは知りませんでした。敷地の奥まったところに立派な家がありましたよね」
「その奥まった家が、引っ越しの理由ですよ(笑)」

「え?どういうことですか?」
「私は本州出身なので、こちらに根を生やして家を建てるときに、『家は敷地の奥にある方が良い』という価値観を持っていたんです。ところが冬に一杯飲んで家に帰ると、雪が積もっていてタクシーから家に入るまでに雪かきをして一汗かかないと家に入ることすらできない。そら、そうですわね、札幌じゃあ。で、だいぶ頑張ったんですが、いよいよそれが辛くなって、地下鉄近くのマンションに引っ越したというわけです」

 やはり一軒家をあきらめるのは最後は除雪の問題というわけです。

 
 傍で我々の話を聞いていた方も、「私もまだ頑張っていますが、以前つけたロードヒーティングは電気を入れなくなりましたもんね」と言います。

 
 積雪地域で家のお守をするというのは大変で、特に高齢になるとその大変さが増していきます。

 隣人だと思っていた先輩がいつの間にか引っ越していたというのがちょっとショックでした。

 まあ私の許可がないといけないというものではないのですがね(笑)。 

コメント
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