北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

日本の医療に感謝しつつ、やっと明日退院です

2015-05-21 20:03:47 | Weblog

 とうとう十一日目の入院ですが、ようやく明日の午後に退院の許可が出ました。

 患部の痛みもほぼ消えて落ち着いたのと、通常の食事もちゃんと取れていることで要入院のステージは終了のようです。

 職場の仲間や関係の皆さんにも多大なご心配とご迷惑をかけましたこと、不徳のいたすところとお詫び申し上げます。今回の入院騒動で改めて健康の大切さを思い知ったわけで、今後なおいっそう注意しようと思います。

 数々のご支援、サポートをいただいた皆様に改めてお礼申し上げます。


        ◆  

 で、昨日は宗谷地域の医師数にみる医療環境の脆弱さ、ということに触れました。

 しかしながらひとたび医療を受ける身になってみると、衛生的な建物の中で献身的な医師と看護師さんに囲まれ、CTやエコーなどの検査機器と血液検査などによる各種検査技術が取りそろった医療水準というのは本当にありがたいものだと思いました。
 
 そしてこれだけの医療サービスを、本人負担三割という健康保険制度や
負担が一定額を超えた際の高額療養費制度、さらには職場での共済制度などにより、本人負担が大きなものにならないようにする各種の社会保険相互扶助システムも備わっている我が国日本。つくづく良い国に生まれたものだと思います。

 とは言いながら、現在の日本国の財政面での帳尻合わせ(PB=プライマリー・バランス)は喫緊の課題。増大する社会保障費は財政を強く圧迫しています。

 先日の経済財政諮問会議でも社会保障関連の経費削減について意見が交わされていたようです。

【第六回経済財政諮問会議】
 http://bit.ly/1cPN9uH

 国としてはなんとか社会保障サービス分野(医療、介護、保育等)への支出を減らしたいところですが、会合の中で民間の委員からは「単に抑制するだけではなく、健康増進、疾病予防等に関する分野への多様な民間事業者の参入、医療機関・介護事業者等との連携を促して、健康長寿、社会保障サービスの質と効率の向上や、高付加価値な新サービスの創出促進を図り、これらによる地域活性化を実現してはどうか」という意見が出されています。

 増大する高齢者を漫然と病院通いにさせるのではなく、新たな健康ビジネスを振興することで医療費を抑制しつつ、さらに地域を活性化するというシナリオまで描いてはどうか、というのです。

 具体的なターゲットとしては、糖尿病や高血圧で医療や薬に頼っている人たちで、これらの人たちを患者予備軍に留め患者にはしない工夫とサービスを、という提案。

 地域のポテンシャルを生かしたものとしてどんなことがあげられるでしょうか。こうした動きもちゃんとつかんでおきたいものです。


        ◆   


 またこのときの諮問会議の場では、太田国土交通大臣からも公共事業関連の説明と委員とやり取り。

 この会議の総括としては甘利大臣から、「社会資本整備に関しては、太田国土交通大臣には、総理指示を踏まえ、重点分野における優先度とその時間軸の明確化について経済財政諮問会議に御報告をいただきたい」という発言があったそうです。

 社会資本整備と財政均衡。しっかりと説明して参りましょう。

 

【甘利大臣記者会見】
  http://bit.ly/1ShgWNx

 
 

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十日目~宗谷の医療の脆弱さを知る

2015-05-20 19:34:44 | Weblog

 早朝に先生の回診を受けました。お腹の方は最後の最後で炎症がまだ消えていないようで経過観察を続行です。

 で、エコーやCTの検査を受けた後はいつもどおり外出許可で出勤。今日は朝に検査がありましたが、検査もなく点滴もとれて経口薬に替わった今、病院から通勤ができ、お昼に病院まで昼食を食べに来る以外は通常どおりの勤務態勢となりました。

 食事も今日のお昼からご飯食に変更となり、まともな食事が実においしく感じられます。まずは消化器系の機能が確保されているかを確認しながら最後の回復に努めましょう。

 先生からは「食べられるようになればもう退院でいいと思うけどね」までは言われているので、まずは目の前の食事を平らげるよう頑張ります。

 職場では挨拶や情報提供に来てくれる皆さんから、「あれ?もういいんですか?」と驚かれつつ病状を説明。「病院から通勤してます」と言うと皆さん半ばあきれ顔です。ご心配をかけてすみません。


        ◆  

 実は今週の外出しながらの業務の中で、外部からのお客さんに対して地域の概況を説明するという仕事がありました。

 宗谷地域の産業や暮らしを説明する中で、皮肉なことに「地域医療」というページがあって、この地域の医療環境の脆弱さに言及することになったのです。

 医療環境の脆弱さで言うと、平成24年度の統計では宗谷地域の「人口十万人あたりの医師数」が全道最下位の93.7人。この数字は全道平均よりもかなり低く最も多い札幌圏から見ると三分の一、おまけに同じように過疎に苦しんでいる根室圏よりも少ない値です。 


      【平成24年度人口十万人あたり医師数】

 ちなみに稚内市では盲腸を切れる外科は稚内市立病院のただ一か所しかありません。だから切らなかったということではありませんが、医師が少ないということは、いざ病気になったときの不安が地域の暮らしに影を落とします。

 まあ身をもって地域医療のことをよく考えるきっかけとネタにはなりました。

 笑い話で済むようにしたいです。

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九日目~お粥が出て点滴は終了

2015-05-19 19:24:38 | Weblog

 いよいよ今日から全粥による固形食が始まりました。

 周りを見渡すとおかず類は他の入院患者さんたちと同じもので、ご飯が米粒かお粥かの違いだけで量もほとんど同じです。

 最初は(こんなに食べられるのかな)と不安に思いましたが、なんのなんの。いざ食べてみると食べられるもので(笑)ペロリと平らげてしまいました。食欲は戻ってきております。

 午前は点滴を一本打って職場へ外出し、お昼に病院へ戻ってお粥食を食べまた職場へ。食事療法中なのでこれも仕方ありません。

 今日の夕方まで抗生剤の点滴を受けていましたが、こちらは今日の夕方の一本で終了とのこと。明日からは飲む錠剤に変わるそうです。

 明日は朝から再度精密検査がありますが結果はどうでしょう。普通食への食事の戻し方が気になりますが、そろそろ治療も最終局面…だといいなあ、というかそうでないと困るのですが。

 
 

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八日目~外出してちょっと仕事を

2015-05-18 19:27:26 | Weblog

「外出してもいいですよ」とは言われているものの、ネックになるのは点滴の時間。一本二時間かかる点滴を朝早くや夜遅くにできれば、日中の時間が上手に使えるのです。

 そのあたりを看護士さんに相談したところ、今日だったら夜勤の看護士さんが早朝から点滴を打ってくれるというのでお願いした次第。

 朝5時に一本目を打ち始め、二本めは段差をつけてぶらさげしかもこの二本をチューブでつなぐと、二本分が連続で打てるというわけです。なるほど!

  
 こうやって連続で打つことで九時ころには点滴を終えることができ、十時過ぎに職場に出ることができました。

 庁舎の階段をいつも通りのつもりで一段飛ばして上がっているとお尻にピチッと痛み走りました。あー、筋肉が衰えているのでもたないようです。

 そこからはゆっくりと一段一段登りましたが、四階に着いた時には足がカクカク。リハビリには時間がかかりそうです。


       ◆ 


 今日の午後は事業の説明を40分ほどする仕事があったのですが、説明をしている途中で声が小さくなっている自分に気がついて、何度も声を張り上げ直しました。

 声を出し続けるというのはエネルギーを使うものですね。まあこれが仕事です。

 明日からは食事をレベルアップするそうで、ちょっと固形物を口にできそうです。やっと点滴も終了か!? 今少しの忍耐です。
 
 

 

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不健康ダイエット

2015-05-17 19:30:23 | Weblog

 七日目。今朝から重湯とスープだけですが三食出るようになりました。
 昨日からの毎食二本のジュースもついています。

 食べることに少しずつ戻りつつあるのですがまだ腸がそれほど動くほどでもありません。まだ回復の途上です。

 明日は退院は無理なようですが、とりあえず外出許可をもらって出勤をするつもり。一本2時間かかる点滴さえなければ長い時間もいられそうですが、腸の状態が安定して食事が充実したものに戻らなければ、点滴が続くとのこと。

       ◆ 

 今朝試みに体重計に乗ってみたら60kgほどになっていて入院前よりも4kgほど減っていました。でもまあこれくらいかという感じ。

 今は毎日妻が新聞と下着をもって見舞いに来てくれています。今日は誰もいない待合室で世間話をしていましたが、近くにある雑誌を見ていて妻に、「見ているのはグルメ記事や料理記事の食べるものばかりだね(笑)」と笑われました。

 それほど空腹を感じているわけではないのですが、やっぱり健康でなんでも食べられるのは幸せですね。

 なくしてわかる健康のありがたみです。 
  

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六日目~ジュースと重湯が出ました

2015-05-16 19:06:35 | Weblog

 患部の痛みはほとんど消えて、ピンポイントを押せば痛いことが分かる程度にまで回復しました。

 ところがまだ微熱が続いていて、それは「まだ最後の抵抗勢力が残っていてそれと戦うと熱が出てしまう」という見立て。

 そして「そろそろ腸を少し動かしましょうか。おなか空いたでしょ?(笑)」ということで、やっと野菜果汁ジュースがあたるようになりました。

 これだと便にならない食物ということで、消化器が少し動きつつ便となる影響は与えないという判断です。

 ジュースは人参70%とミカン果汁30%、それに少量のミネラル配合で味を忘れていた身には、思った以上に甘く感じて嬉しくなりました。

「おなか空いていませんでしたか?」
「いえ、点滴の輸液のおかげかまったく空腹を感じずにすみました」

「あ、そう。それってほとんどカロリーは入っていないんだけどね」
「え?そうなんですか、今までずっと一日500mlを二本入れてもらっていましたが、どれくらいのカロリーなんでしょう」

「たぶん一個で100kcalそこそこだと思うよ。一日200kcalで耐えてきたんだね」

 後でネットで調べてみたら、500mlパックひとつで108kcalなんだそう。成人男子が何もしない状態でも生体を維持するのには1500kcalほどを使うそうですから、相当なダイエットになったはずです(笑)。 
 
 
       ◆  


 さて、痛みがほぼ消えたとのことで、外出許可を先生に願い出てみるとあっさりと許可してくれました。
「少し体を動かした方がいいですよ」とまでいってくれたので、妻に服を持ってきてもらって一緒に家まで歩いてみました。

 久々の外の空気ですが、今日の稚内の気温は9℃とのことでまだ寒い日が続いています。東京が夏日だなんて想像もつきませんね。

 家までは800mほどですが、驚いたことにうまく歩けません(笑)。筋肉が衰えているのとバランス感覚が悪いのか、「なんだかヒョコヒョコしてる(笑)」と妻からも笑われてしまいました。

 特にふくらはぎが細って体を支えられないために、思った以上に歩く感覚が変わってしまいました。四股を踏んだりスクワットをしたりなど、少しずつ筋肉強化が必要かもしれません。


       ◆ 


 この週末も病院で過ごすとは残念だと思っていたら、夕食に少しだけですが一分粥というか重湯とスープが出ました。

 やっと食事にありつけて体力回復モードの入り口です。

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入院五日目~見舞客とのまちづくり対話

2015-05-15 18:05:55 | Weblog

 入院五日目。もう痛みはほとんどなくなりました。

 連日の抗生物質の点滴がかなり効いているようです。患部を強く押さないと「あ、痛いな」という感じがしません。

 日常生活にも全く影響はなくなりました。あとは週末の主治医の回診と検査の結果次第でしょうか。まったりした時間と空間にすっかり慣れてしまいました。


       ◆ 


 今日は幌延からネット仲間の知人女性が二人、お見舞いに駆け付けてくれました。妻とも知り合いのお二人なので、一緒にとんだところでネットオフ会の始まりです。

 日々のことはネットに書いてあるので逐一読んでいるはずなのですが、「切らないんだ」の挨拶から始まって、入院の四方山話とさらには自分自身や身内の病気自慢の始まりです。病気の話って、それぞれに思い入れがあるので盛り上がるものですね。


 お二人のうちの一人は稚内周辺のまちづくりにも熱心な方で、南稚内周辺の活性化の勉強会などにも参加しており、私などよりははるかに南駅周辺のお店事情に通じています。

「小松さんはもうあちこちの飲み屋さんには行かれましたか?」
「まだ全然ですよ。もっと探検しなくちゃいけませんね」

 南駅周辺の飲み屋さん通りはオレンジロードと呼ばれているのですが、「どうしてそういう名前が付いたか知ってます?」と訊かれました。

「ええ?知りませんねえ」
「"この通りになんか名前を付けようよ"ってなったときに、目の前にミカンがあったんですって!」

「本当?詳しいですね」
「このエリアの活性化ワークショップに参加したときがとても面白かったんです。いろんなアイディアが出ましたけど、少しずつでも実現すると嬉しいですね」

 なるほど、いろいろな勉強会があるものです。


「私たちは幌延に住んでいますけど、丁度夕方五時に南稚内駅に着くJRの汽車があるんです。で、それでやって来て、一杯飲んで楽しんで、南駅を七時発の汽車で帰る、というツアーを考えたんです。私の家は駅から近いので、こういうツアーを楽しむこともできるんじゃないかと」

「幌延に帰るのには七時発が最終ですか?お店が開くのが六時だったら一時間しか楽しめないんじゃないですか?」
「それが、同じワークショップにお寿司屋さんがいらして、『僕のところだったら五時から開けても良いですよ』と言ってくれました。お店を訪ねて"五時から飲み"を広めてもいいんじゃないでしょうか」

「幌延ですか…、私も一緒に呑んで、自転車をJRに乗せて運ぶ。そして幌延に泊めてもらって翌日に自転車で帰ってくるなんてアホらしいツアーもあるかもしれませんね(笑)」

 私への見舞がきっかけですが、いろいろと地元の面白い話が聞けました。稚内の知人を誘って紹介をしてもらうことで、知り合いを増やすよう努力したいものです。

 

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入院四日目~同病相憐れむ

2015-05-14 20:08:32 | Weblog

 

 そろそろ時を同じくして入院されている患者さんたちと仲良くなってくるころです。

「どこが悪いの?」
「え~、盲腸です」

「盲腸!?切らないの?」
「はい、盲腸もいらない臓器かと思われますが実は免疫維持のための大切な…」と、切らない治療をしていることを何度も同じように説明しています(笑)。

 
「皆さんはどこが悪いんですか?」そう聞くと、多いのが糖尿病。

「投薬と食事のカロリーを完全にコントロールしないで普段の生活をしていたら血糖値が下がらなくて入院よ。だから今はダイエットもしていて一日200gずつ体重が減っています」という女性。

「糖尿で入院だといわれて入ったら、いろいろ検査されてポリープまで見つかっちゃったから取ったよ。入院は二週間と言われて入ったらもう三週間だ(笑)」というお年寄り。

「年末まで仕事をしていたのが年明けから仕事がなくて家で飲んで食べていて、検査でここへ来たら即入院さ。いやいや、好きに飲んで食べたらダメなんだな」という年配の方。

 現代病の糖尿で入院されている方が実に多いです。


「盲腸だからご飯を食べていないのね?」
「ええ、点滴をしているので空腹感はないんですが、皆さんの食事時間はいたたまれないので部屋にこもってます(笑)」

 すると糖尿の女性が「なんもだよ。普通の人は一日1600kcalくらい食べるでしょうけど、私は400kcalよ。これでダイエットしているの。最初の三日は辛かったけど、一日これしか当たらないって脳が理解したらこれで納得したみたいで、もう辛くもないわ」
「一日400kcalとは少ないですね」

「ええ、そのうえご飯だって味がほとんどついてないのよ。砂糖ダメ、塩ダメなんだもの。糖尿は長年のいい思いのツケだから、お宅さんも注意してね」

 患者さんの情報では、「飲み薬で抑えているうちはよいけれどインシュリンを打つステージになったらもう戻れない」とのこと。私には医学は分かりませんが、まあ日頃からの食事や体重に気を遣うのと、検査での数値をしっかりとチェックしておくことが予防につながりそうです。

 どなたもご自愛を。
 
        ◆ 

 そういえばネットに、「ご飯は温かいものよりも冷やした方がカロリーを抑えられる」という記事がありました。コンビニで「おにぎり温めますか?」と訊かれたら、「いいえ冷たいままで」と答えた方が良い方が案外いるかもしれませんね。

 私は健康なので温めてもらおうと思います。


【ご飯を冷やすだけでカロリーも脂肪も抑えられる?】

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入院三日目~出るものも出ず

2015-05-13 20:12:06 | Weblog

 もうそろそろ飽きていると思いますが入院ネタの三日目です。

 皆さんの声援と抗生物質のおかげで痛みは著しく弱まりつつあります。初日が100なら今は20くらいでしょうか。痛みが激しい時はベッドから起き上がるのも辛かったのですが、もうほとんどそれはなくなりました。

 でも最後の炎症の逃げ場が奥深くてまだ退治しきれていないようです。

 今日はこれまでの抗生物質がやや肝臓に負担をかけているようだという判断で、別なものに変えられました。勝利に一本道はないようです。

 入院初日には、「これだけ検便をお願いします」と何本もの採取容器が渡されたのですが、残念ながらまだお通じが一度もなくて、採取容器はそのままです。

 今日で絶食三日目なので、まあ出るものも出ませんわな(笑)。

 飯なし、酒なし、風呂もなしで、人生の楽しみのほとんどを我慢している入院生活。しかし「おなかがすいて死にそうだー」という感覚にもならないところが最新医学の成果でしょうか。

 毎日妻が作って持ってきてくれる御前崎のお茶「つゆひかり」で喉を潤しておりまする。

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入院二日目、回復途上

2015-05-12 19:23:49 | Weblog

 入院二日目。

 一応病室にはパソコンを持ち込んでも良いことになっているのはありがたい。最新のスマホも「デザリング機能」というスマホが無線ランの基地になる機能がついているので、パソコンでインターネットをすることには何の不自由もありません。これは助かりますね。

 さて、腹痛の方ですが、昨夜は痛みが波のように襲ってきて随分苦しみました。右わき腹を上にしたり下にしたり、体位を変えて凌ぐのみ。そんな夜のまあ長い事長い事。

 ただでさえ消灯が夜9時なので、早いのですが日中も点滴の最中などは寝てしまうので夜も深い眠りには入れず、そこに痛みが襲ってくるので辛い夜となりました。

 抗生物質が効いているようで、患部の痛みは徐々に薄れつつあります。昨夜が100なら今は50~60くらいでしょうか。痛い時は腹筋を使ってベッドから起きるのでさえ「イテテテ…」という感じでしたが、起きることに抵抗がなくなりました。これはありがたいですね。

 
 妻が高速バスで昨夜来てくれてこちらへ滞在中。まあいてもすることがあるわけではないのですが、家のことやこまごましたことを頼めるので助かります。

       ◆  
 
 本日もいまだに絶食中で、呑んでいいのは水かお茶だけ。栄養剤の点滴を打っているので騙されているかのように食欲は湧かないのですが、だんだんやせ細っている感じがします。

 同じ入院中の患者さんはフロアの食堂で三食ご飯が出ているのでうらやましく、一人離れてぽつねんとしているのは寂しい限り。

 早く回復して、腹いっぱいのご飯が食べたいものです。皆さんも食べ過ぎと盲腸にはご用心。(まあ予防法はないそうですが(笑)) 

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