9月頃にリリースされたWindows10のバージョンアップがずっとうまくいきませんでした。
Windows10更新アシスタントというガイドソフトに従って、必要なプログラムをダウンロードして実行するだけという簡単な内容なのですが、いつもあるところでエラーが出て中断してしまうのです。
何度も「0xc0000005」というエラーコードが出ていて、これをネットで調べるとどうやらメモリ上での混乱が原因らしい。
パソコンに詳しい方に聞くと、「先行して使っているソフトとの相性がありますよね。できるだけこれらのソフトを一度全部削除してからやってみてはどうですか」というアドバイスをいただきました。
それならば、ということでウィルスバスターを始め、(これか?)と思うソフトをことごとく外してトライしてみたのですが、やっぱり同じエラーが出てうまくいきません。
ここでバージョンアップがされないと、ソフトが勝手に動き出して何度も同じバージョンアップのためのソフトをダウンロードしては失敗する、という愚かな行為を何度も繰り返す羽目になります。
そこで「0xc0000005」というエラーコードで失敗している人の投稿を片っ端から読んでみて、「ディスプレイの設定が悪くて失敗しましたが、購入時の設定に戻したところうまくいきました。特定のディスプレイドライバや解像度との組み合わせで発生する事象かもしれません」という記述を見つけました。
そこではたと気が付いたのが、(ダブルモニターだからうまくいかないのかも)ということ。
そこで、セカンドモニターをはずして一面で作業をしてみたところ…、おお、いつもはここで止まるというところを突破して次のステージに進み始めました。
そして、結果的に無事にバージョンアップに成功。ダメだったらSSDへのクリーンインストールをしなくちゃだめかなあ、とずっと悩んでいたのですが、ようやく胸のつかえがとれました。
普段は便利に使っていたダブルモニターでしたが、とんだところでつまずきの素になっていました。ダブルモニターの方は要注意です。
気が付いてしまえば、「なんだそんなことか」と思われることですが、そのちょっとしたことに気が付かなくて、前に進めないということって多いですよね。
そして、機械は融通が利かないので、少しのミスも決して許してはくれません。
AIが進化して、ほんの少しの失敗には「次はこうやってみたらどうですか?」とアドバイスをしてくれるような人工知能になるとくれないかなあ。