小川一水さんの『ハイウイング・ストロール』読み終わりました。
素晴らしいSFです。
今年も、星雲賞受賞するのではないでしょうか?
で、この先はネタバレするかもしれないので、本を読んでから見てください。
読み始めは、血気盛んな青少年の願望充足なジュブナイルかな?と感じていました。
そういう面も面白いのですが、人間が戦争をしないためにはどうしたらいいか、という物語とはねー。
手のひらの上で踊らされている、と主人公が怒ってもいいところなのですが、そう行かず、
嘘をついてまでもみんなを協力させ、オーデルを退治したところがいいですよね。
そこでグライドの行動を変えさせたところも素晴らしい。
今までのこういう物語って、そういう過去の企みを暴きだして正していってたように思えるのです。
これは、それはそれとして肯定して、現実的により良い道を進もうとする話で、
生命賛歌の物語と思えるのは、小川さんの才能?
ただ、浮獣の悲しみは忘れないようにしたいと思います。
何だか興奮しちゃって、つじつまが合っているか心配なのですが、それだけ感動したということで、
許してくださいね。
素晴らしいSFです。
今年も、星雲賞受賞するのではないでしょうか?
で、この先はネタバレするかもしれないので、本を読んでから見てください。
読み始めは、血気盛んな青少年の願望充足なジュブナイルかな?と感じていました。
そういう面も面白いのですが、人間が戦争をしないためにはどうしたらいいか、という物語とはねー。
手のひらの上で踊らされている、と主人公が怒ってもいいところなのですが、そう行かず、
嘘をついてまでもみんなを協力させ、オーデルを退治したところがいいですよね。
そこでグライドの行動を変えさせたところも素晴らしい。
今までのこういう物語って、そういう過去の企みを暴きだして正していってたように思えるのです。
これは、それはそれとして肯定して、現実的により良い道を進もうとする話で、
生命賛歌の物語と思えるのは、小川さんの才能?
ただ、浮獣の悲しみは忘れないようにしたいと思います。
何だか興奮しちゃって、つじつまが合っているか心配なのですが、それだけ感動したということで、
許してくださいね。