かなり遅くなりましたが、夢枕獏さんの『陰陽師 龍笛の巻』を読み終えました。
特に気に入ったのは「むしめづる姫」
蟲毒によって作られた烏毛虫が牛なみに育っても、動揺一つせず大切に育て上げるあたりが、
並の度胸じゃないと思います。
彼女が育てたからこそ、ああいう成虫に育ちあがったんでしょうね。
あと、おぞましいんですが「首」も人間のあさましい本性が描かれていて、
同時にあわれさも感じられて、面白く読めました。
獏さん版賀茂保憲は、面倒なことが嫌いな人物として描かれていて、
それも面白く感じました。
特に気に入ったのは「むしめづる姫」
蟲毒によって作られた烏毛虫が牛なみに育っても、動揺一つせず大切に育て上げるあたりが、
並の度胸じゃないと思います。
彼女が育てたからこそ、ああいう成虫に育ちあがったんでしょうね。
あと、おぞましいんですが「首」も人間のあさましい本性が描かれていて、
同時にあわれさも感じられて、面白く読めました。
獏さん版賀茂保憲は、面倒なことが嫌いな人物として描かれていて、
それも面白く感じました。