桜庭一樹さんの『道徳という名の少年』を読みました。
町でいちばんの美女が生んだ娘たちは、どの娘も母親そっくりで、誰が父親なのか、
母親以外には分からなかった。
最後に生まれた息子だけ、父親が分かり、ジャングリン(道徳)という名が付けられた。
彼女たちの不道徳な行いが、あまりにも淡々と書かれていたので、さほど嫌悪感もなく、
当然のように受け入れて読むことが出来ました。
不思議な読後感です。
町でいちばんの美女が生んだ娘たちは、どの娘も母親そっくりで、誰が父親なのか、
母親以外には分からなかった。
最後に生まれた息子だけ、父親が分かり、ジャングリン(道徳)という名が付けられた。
彼女たちの不道徳な行いが、あまりにも淡々と書かれていたので、さほど嫌悪感もなく、
当然のように受け入れて読むことが出来ました。
不思議な読後感です。