こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

道徳という名の少年

2010-07-16 00:00:00 | 未分類
桜庭一樹さん『道徳という名の少年』を読みました。

町でいちばんの美女が生んだ娘たちは、どの娘も母親そっくりで、誰が父親なのか、
母親以外には分からなかった。
最後に生まれた息子だけ、父親が分かり、ジャングリン(道徳)という名が付けられた。

彼女たちの不道徳な行いが、あまりにも淡々と書かれていたので、さほど嫌悪感もなく、
当然のように受け入れて読むことが出来ました。
不思議な読後感です。

コメント
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