真夜中のパン屋さん (ポプラ文庫) 価格:¥ 651(税込) 発売日:2011-06-03 |
図書館からの貸出だったため、順番が逆になってしまいましたが、面白く読めました。
ブランジェリー・クレバヤシのオーナー暮林、パン職人の弘基、カッコウの娘を自認する女子高生の希実。
共に、心に様々な傷を抱える三人が、やはり家庭に問題を抱える少年・こだまに関わったことから、騒動に巻き込まれていきます。
結末において、希実の苦しみも、こだまの今後についても、まだまだ問題は山積していますが、ささくれ立った心を和らげてくれるくらいは、できているように思えます。