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天体少年。―さよならの軌道、さかさまの七夜 (メディアワークス文庫) 価格：￥ 578（税込） 発売日：2012-09-25 |
天文学者の如月海良は、発見した小惑星にτー３８５０２ａｗと名付けようとしていた。
それは、海良が中学二年生の頃に出会った天体少年の名前だった。
絶対的な孤独の中、時を逆行してきた少年との七日間の恋。
それは、ロマンティックと呼ぶのはあまりに無神経と思える魂の逢瀬だった。
タウの魂が、これからの過去に向けての旅でも、海良を支えにできますように。
それとも、再び虚無に飲み込まれた方が楽なのでしょうか？
考えさせられるＳＦジュブナイルでした。
