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探偵三影潤全集〈2〉青の巻 価格：￥ 1,680（税込） 発売日：2005-04 |
急に現れた孫を名乗る男性と殺された祖父、電車の中で盗まれた小説の原稿と周辺で起きた殺人事件など、時には金にならない事件でも、小骨が喉に刺さったような気分になると解決せずにいられない三影潤。
どれも魅力的な物語ですが、一番驚かされたのは「青い風景画」悲しすぎたのは「美しの五月」やりきれないけど結末でいくらか救われたのが「しめっぽい季節」でしょうか。
どの物語も、優しさと厳しさが同居しているように思えます。
完全に割り切れない結末というところも、現実を見据えているようで、素晴らしいです。
