コミックス『銀河の死なない子供たちへ（上）』施川ユウキ

πとマッキとママは、不老不死。
周りの生き物が生まれては死んでいくのを横目に、どんな目に遭っても再生しては生き続けている。

そんなある日、空から宇宙船が落ちてきた。
出てきた人間の女性は、死にかけながらも女の赤ん坊を産み落とし、ミラと名付けて亡くなった。

他の生物の生死を見つめつつ、自分らだけとり残されていくというのは、どんな気持ちなんでしょうか？
幸い、πにはマッキとママがいますが、ママはどうやって二人を生み出したのかが描かれていないので、この三人の存在そのものが、不思議で、恐怖の対象でもあり、永遠の孤独を感じさせるものでもあります。

この物語を、あと下巻だけで本当に描ききれるのか？そこも、気になります。