こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『私は誰になっていくの? アルツハイマー病者からみた世界』クリスティーン・ボーデン

2018-04-12 19:28:41 | 読書感想
46歳で若年性アルツハイマー病を宣告されたクリスティーンさん。

彼女が、新しい記憶を失いつつ短期記憶ができなくなっていく事で、何ができ何ができないか、何を思い感じているかなど、自ら綴った本です。

脳細胞が萎縮していく中、2つ3つの些細な事を並行して行えなくなり、日常生活さえできず疲れ切って放心状態になるなど、困る事が具体的に語られていきます。

私はまず図書館で借りて読みましたが、介護に携わる者としては買って手元に置き、事ある毎に読み返すべき本だと思いました。
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