新卒では就職しそこねて派遣社員として働いていたが、ある出来事をきっかけに3年かけて社会保険労務士の国家資格を取得した朝倉雛子。
いくつかの企業や事業所の募集に蹴られ、やっと拾ってもらったのは、合格から半年弱経った4月半ばの事。
新人気分など味わえないまま、すぐに担当顧問先を割り振られ、なんとかこなしているうちに1か月。
そんな中出向いた先の会社で、遅刻や居眠り、無断欠勤を続けたあげく辞めていった社員が、失業保険欲しさに会社から解雇されたと乗り込んできた。
会社と元社員のどちらの言い分が通るのか?
友人の弟の労働時間の問題やIT会社の労働環境のあり方、雛子が資格を取ろうとするきっかけになった事件、パワハラ・セクハラ問題、最後に目新しい裁量労働制から始まったストライキ。
雛子は毎回、何らかの問題に出くわしながら解決できたりできなかったりしつつ、成長していきます。
お仕事ミステリでしょうか?殺人事件のようにはっきり白黒付けにくい内容ですが、なかなか面白くてためになりました。
ためにならなくても、面白いものは大歓迎ですけどね。
いくつかの企業や事業所の募集に蹴られ、やっと拾ってもらったのは、合格から半年弱経った4月半ばの事。
新人気分など味わえないまま、すぐに担当顧問先を割り振られ、なんとかこなしているうちに1か月。
そんな中出向いた先の会社で、遅刻や居眠り、無断欠勤を続けたあげく辞めていった社員が、失業保険欲しさに会社から解雇されたと乗り込んできた。
会社と元社員のどちらの言い分が通るのか?
友人の弟の労働時間の問題やIT会社の労働環境のあり方、雛子が資格を取ろうとするきっかけになった事件、パワハラ・セクハラ問題、最後に目新しい裁量労働制から始まったストライキ。
雛子は毎回、何らかの問題に出くわしながら解決できたりできなかったりしつつ、成長していきます。
お仕事ミステリでしょうか?殺人事件のようにはっきり白黒付けにくい内容ですが、なかなか面白くてためになりました。
ためにならなくても、面白いものは大歓迎ですけどね。