素子さんの短編と、ショートショートを収録したこの本。
巻頭を飾る「橋を、架ける」は、人が河に橋を架けたきっかけって、こんな感じだったんじゃないかな?と思わせ、結末では、新世界へのワクワク感が感じられて楽しませていただきました。
次の「黒猫ナイトの冒険」は、カラスと猫の攻防に見せて実は・・て話ですし、三番目の「妾は、猫で御座います」は、某文豪の著作を借りた、飼い猫ファーちゃんの所業を弁護する話になっているように思えます。
ショートショートで一番好きなのは「お片づけロボット」で、これが欲しいっ!と思ったものの、そんなものよね、という結末でした。
素子さんは、子ども心を忘れず無機物さえ擬人化できる方で、それでいて、お祖母ちゃんっ子だったらしく、先祖や信仰も大切にされているように思えました。
本当は、細かく感想を書いていった方がいいのかもしれませんが、あらすじも、書きすぎると皆さんの楽しみを奪ってしまうので、これくらいで。
とにかく、とっても面白かったです。
巻頭を飾る「橋を、架ける」は、人が河に橋を架けたきっかけって、こんな感じだったんじゃないかな?と思わせ、結末では、新世界へのワクワク感が感じられて楽しませていただきました。
次の「黒猫ナイトの冒険」は、カラスと猫の攻防に見せて実は・・て話ですし、三番目の「妾は、猫で御座います」は、某文豪の著作を借りた、飼い猫ファーちゃんの所業を弁護する話になっているように思えます。
ショートショートで一番好きなのは「お片づけロボット」で、これが欲しいっ!と思ったものの、そんなものよね、という結末でした。
素子さんは、子ども心を忘れず無機物さえ擬人化できる方で、それでいて、お祖母ちゃんっ子だったらしく、先祖や信仰も大切にされているように思えました。
本当は、細かく感想を書いていった方がいいのかもしれませんが、あらすじも、書きすぎると皆さんの楽しみを奪ってしまうので、これくらいで。
とにかく、とっても面白かったです。