約三万五千時間前に、ラビハイラル採掘施設Qステーションでの契約に派遣されていた人型警備ユニットが任務中に暴走し、多くの顧客を殺した。
補償はされたが当警備ユニットは、事件の記憶の一部を消去したものの再利用されている。
なぜなら警備ユニットは高価であり、会社が損をしたくなかったかららしい。
その後の警備ユニット、自称“弊機”は、統制モジュールをこっそりハッキングする事で命令から自由の身となり、仕事以外では弊社の衛星から流れる娯楽チャンネルにアクセスし、殺人を犯す代わりに連続ドラマや本や音楽に耽溺してきた。
な~~んと言うか、弊機くんってとってもいい子ですよね。
ほどほどに仕事をしながら趣味もたっぷり楽しんでいる、理想的なオタクくんって感じで、好感が持てます。
もちろん、警備の仕事もきちんとしていて、場合によっては依頼者の身を守るために攻撃もするわけですが、文章を読んでいると、どこかのほほ~~んとしているような感じがします。
まあ、それでも弊機くんにとっては負の記憶なのか、当の大量殺戮事件を調べ始めます。
上巻を読む限りでは、弊機くんは善意のロボットのように思えますが、下巻でどういう真相が現れてくるのか、不安と期待が半々で、楽しみにしています。
補償はされたが当警備ユニットは、事件の記憶の一部を消去したものの再利用されている。
なぜなら警備ユニットは高価であり、会社が損をしたくなかったかららしい。
その後の警備ユニット、自称“弊機”は、統制モジュールをこっそりハッキングする事で命令から自由の身となり、仕事以外では弊社の衛星から流れる娯楽チャンネルにアクセスし、殺人を犯す代わりに連続ドラマや本や音楽に耽溺してきた。
な~~んと言うか、弊機くんってとってもいい子ですよね。
ほどほどに仕事をしながら趣味もたっぷり楽しんでいる、理想的なオタクくんって感じで、好感が持てます。
もちろん、警備の仕事もきちんとしていて、場合によっては依頼者の身を守るために攻撃もするわけですが、文章を読んでいると、どこかのほほ~~んとしているような感じがします。
まあ、それでも弊機くんにとっては負の記憶なのか、当の大量殺戮事件を調べ始めます。
上巻を読む限りでは、弊機くんは善意のロボットのように思えますが、下巻でどういう真相が現れてくるのか、不安と期待が半々で、楽しみにしています。