狩野俊介、中学二年の夏。
鳶笊村の旧家である佐方家の跡継ぎ、康之氏が、先代所長の石神法全を頼って石神探偵事務所を訪れ、行方不明の母と妹を探してくれという依頼をした。
しかしその翌日、宿泊先の旅館で殺人事件の被害者として発見された。
そこで終わりかと思いきや、事件と依頼を知った佐方家当主の看護婦がそれを引き継ぎ、鳶笊村の宿泊まで設定してくれた。
問題は、訪れた村でも新しい事件が発生した事だった。
久々の狩野俊介君の新作ですが、今回は、彼とは考え方が真逆の探偵、兼、ミステリ作家と対決せざるを得ない状況となり、再び葛藤する事となります。
Twitterでも書きましたが、そのミステリ作家が初期の作品内のエラリー・クイーンのように鼻持ちならない奴で、イラッとさせられました。
その後の俊介君自身は今までとは違い、悩みながらもある本を読む事で成長し、平常心を取り戻せるようになったのが嬉しかったですね。
今回もとても面白く読め、俊介君の成長過程を今後も見守りたいと思いますし、ぜひ!大人になるのを見届けたいです。
という訳で太田さんと東京創元社さん、宜しくお願いいたします。
鳶笊村の旧家である佐方家の跡継ぎ、康之氏が、先代所長の石神法全を頼って石神探偵事務所を訪れ、行方不明の母と妹を探してくれという依頼をした。
しかしその翌日、宿泊先の旅館で殺人事件の被害者として発見された。
そこで終わりかと思いきや、事件と依頼を知った佐方家当主の看護婦がそれを引き継ぎ、鳶笊村の宿泊まで設定してくれた。
問題は、訪れた村でも新しい事件が発生した事だった。
久々の狩野俊介君の新作ですが、今回は、彼とは考え方が真逆の探偵、兼、ミステリ作家と対決せざるを得ない状況となり、再び葛藤する事となります。
Twitterでも書きましたが、そのミステリ作家が初期の作品内のエラリー・クイーンのように鼻持ちならない奴で、イラッとさせられました。
その後の俊介君自身は今までとは違い、悩みながらもある本を読む事で成長し、平常心を取り戻せるようになったのが嬉しかったですね。
今回もとても面白く読め、俊介君の成長過程を今後も見守りたいと思いますし、ぜひ!大人になるのを見届けたいです。
という訳で太田さんと東京創元社さん、宜しくお願いいたします。