小川一水さんの『トネイロ会の非殺人事件』を読みました。
多くの人々を恐喝してきた自称・一代一人を、十人の仲間で殺害しようとした。
しかし、一代が死んだ朝に調べてみたところ、一人だけ殺しに関わっていない人物がいることが判明した。
非犯人は誰なのか?
殺人犯じゃない人物を探すという珍しい表題作。
日本宇宙機構の閉鎖環境長期滞在実験施設で起きた殺人事件を描いた「星風よ、淀みに吹け」
長寿の金持ちの死に際に取り付くという‘‘くばりがみ’’の正体と、その行く末を描いた「くばり神の紀」
どれもそれぞれに、ひねりが効いていたり、SFっぽかったり、ファンタジーを装っていたりと、
バラエティに富んだミステリになっていて、面白かったです。
多くの人々を恐喝してきた自称・一代一人を、十人の仲間で殺害しようとした。
しかし、一代が死んだ朝に調べてみたところ、一人だけ殺しに関わっていない人物がいることが判明した。
非犯人は誰なのか?
殺人犯じゃない人物を探すという珍しい表題作。
日本宇宙機構の閉鎖環境長期滞在実験施設で起きた殺人事件を描いた「星風よ、淀みに吹け」
長寿の金持ちの死に際に取り付くという‘‘くばりがみ’’の正体と、その行く末を描いた「くばり神の紀」
どれもそれぞれに、ひねりが効いていたり、SFっぽかったり、ファンタジーを装っていたりと、
バラエティに富んだミステリになっていて、面白かったです。