中途半端な密室

東川篤哉さんの『中途半端な密室』を読みました。

周囲を高さ四メートルの金網で囲まれ、内側から鍵のかけられたテニスコートの真ん中で、
ナイフで刺された男の死体が発見された。

デビュー作である表題作に、山根くんと七尾くんのコンビで様々な謎を解き明かす四つの短編が
収録されています。

中でも「十年の密室・十分の消失」の切ない結末と、トリックが思わぬ事態を生み出してしまった
「有馬記念の冒険」が気に入っています。

『恋都の狐さん』北夏輝

恋都の狐さん 価格：￥ 1,470（税込） 発売日：2012-02-16

奈良の女子大に通う主人公が、東大寺二月堂で出会ったのは、和紙で作った立派な白い狐面を四六時中装着していた男性だった。

奈良の折々の祭りで再会しては、連れの女性、揚羽さんと共に季節の移ろいを楽しんでいた。

お互いに思い合っているはずなのに、こういう結末になってしまったのは、寂しい限りです。
主人公の独りよがりのような気がするのは、私だけでしょうか？

昨日、一昨日と続いて、古都が舞台となる読書をすることになり、また行きたいなと感じました。

恋都の狐さん

北夏輝さんの『恋都の狐さん』を読みました。

奈良の女子大に通う主人公が、東大寺二月堂で出会ったのは、
和紙で作った立派な白い狐面を四六時中装着していた男性だった。

奈良の折々の祭りで再会しては、連れの女性、揚羽さんと共に季節の移ろいを楽しんでいた。

お互いに思い合っているはずなのに、こういう結末になってしまったのは、寂しい限りです。
主人公の独りよがりのような気がするのは、私だけでしょうか？

昨日、一昨日と続いて、古都が舞台となる読書をすることになり、また行きたいなと感じました。

『左京区恋月橋渡ル』瀧羽麻子

左京区恋月橋渡ル 価格：￥ 1,680（税込） 発売日：2012-04-23

龍彦の寮仲間、花火好きの山根クンが恋をした。
お相手は葵祭のヒロインとなる斎王代、野々宮美月さん。

花ちゃんの協力の下、メモを片手にデートもしてみたのだが、失敗ばかり。
果たして、山根クンの恋は実るのか？

今回は、山根クンの視点で進められる恋物語です。
ちょっぴり無理したデートコースに、等身大のコースもプラスされて、とても初々しい展開でした。
あと、寮が取り壊しになるかもという衝撃的な話もあったりで、なかなか心休まることの無い時間を過ごすことになりました。

次の恋物語は、安藤クンかな？楽しみです。

左京区恋月橋渡ル

昨日の物語の続き瀧羽麻子さんの『左京区恋月橋渡ル』を読みました。

龍彦の寮仲間、花火好きの山根クンが恋をした。
お相手は葵祭のヒロインとなる斎王代、野々宮美月さん。

花ちゃんの協力の下、メモを片手にデートもしてみたのだが、失敗ばかり。
果たして、山根クンの恋は実るのか？

今回は、山根クンの視点で進められる恋物語です。
ちょっぴり無理したデートコースに、等身大のコースもプラスされて、とても初々しい展開でした。
あと、寮が取り壊しになるかもという衝撃的な話もあったりで、なかなか心休まることの無い時間を
過ごすことになりました。

次の恋物語は、安藤クンかな？楽しみです。