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エラリー・クイーンの災難 (論創海外ミステリ) 価格：￥ 2,730（税込） 発売日：2012-05 |
この本は、飯城勇三さん編訳によるエラリー・クイーン贋作・パロディ集です。
私としては、第一部の贋作篇と第三部のオマージュ篇はかなり面白く読めたものの、第二部のパロディ篇は、Ｊ・Ｐ・サタイヤさんの「フーダニット」を除いては、イマイチだと感じられました。
多分、私自身がエラリー・クイーンを読んでから３０年近く経ってしまった事も、原因の一つかもしれません。
そういう意味では、エラリー・クイーン未読の方々には、第一部と第二部をおすすめします。
本当は、クイーン作品を読破してから読んでいただきたいのですけれどね。
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トウカ草紙 4 (フラワーコミックス α) 価格：￥ 450（税込） 発売日：2013-01-10 |
齢千二百年を生きてきた九尾の白狐トウカが、その源である金色の九尾の狐オウミの憎しみを受けて立つ。
『トウカ草紙』は、これにて完結。
オウミの五万年分の人に対する怒りや悲しみを、人は今一度考えてみるべきだということだと思いました。
そして、人の祈りを信じてくれるトウカたちには、末永い感謝の気持ちを贈りたいですね。
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ラブ・リプレイ (『このミス』大賞シリーズ) 価格：￥ 1,575（税込） 発売日：2012-09-07 |
東大農学部修士二年生の奈海は、バレンタインデーの朝、幼なじみで片恋の相手・本田の死体に出くわす。
そこに魂魄の救済をしているというクロトが、過去に戻って彼を救う機会を与えてくれると約束してくれた。
しかし、チャンスが十回まで。
本田を助けると、他の身近な人が亡くなってしまうというのを繰り返し、ようやく大団円を迎えたかに見えたら、思わぬ犠牲者が！
奈海は、みんなを助ける事ができるのか？
確かに、私も大切なみんなを助けたいと思うでしょう。
でも、奈海ほどにはなれないとも感じました。
だからこそ、みんな助かって欲しいとも。
そういう意味では、この結末は誰もが納得するものではないでしょうか？
