こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

大きな音が聞こえるか

2013-06-16 00:00:00 | 未分類
坂木司さん『大きな音が聞こえるか』を読みました。

八田泳は高校生。

妙に物分りのよい父親に、いら立つ日々を送っている。
サーフィンを趣味にしているが、特に熱中するものもなく、毎日がつまらない。

ある日、波に乗らないサーフィン仲間の仙人に、終わらない波があることを教えられる。

その代表的なもの、アマゾン川のポロロッカの映像を見てから、あの波に乗りたいと思うようになった。
偶然にも、泳の叔父がアマゾン川流域に転勤になったのだ。

バイトに明け暮れる毎日を過ごし、両親を説得し、同じようにポロロッカに乗ろうという
『チーム・ジリオン』のメンバーとマナウスで落ち合うことになった。

ブラジルで多くの経験を積み、泳がどのように成長したのか。
とても読み応えがあり、読み終えてみて、私もまだまだだなと思いました。
あと、坂木さんだからミステリかと思っていたら、青春小説だったので、いい意味で驚かされました。

おすすめです。

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『夏の日のぶたぶた』矢崎存美

2013-06-15 19:54:00 | 本と雑誌
夏の日のぶたぶた (徳間文庫) 夏の日のぶたぶた (徳間文庫)
価格:¥ 590(税込)
発売日:2013-06-07

この本は、以前、徳間デュアル文庫から同タイトルで出ていたものに、新作ショートショートを加えたものです。

中学生の管野一郎が、近所で幽霊屋敷と呼ばれている家に配達に向かったところ、出てきたのは、生きているぶたのぬいぐるみでした。

彼と幼なじみの少女に後押しされ、一郎は、実家に帰ってしまった母を連れ戻しに行くのですが・・・。

夏の日の冒険に加えて、26歳になった一郎が紹介したい人を連れてくる後日談が、また面白いです。
ぶたぶたさん、また何ていいタイミングで現れるんでしょうか?

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夏の日のぶたぶた

2013-06-15 00:00:00 | 未分類
矢崎存美さん『夏の日のぶたぶた』(徳間文庫版)を読みました。

この本は、以前、徳間デュアル文庫から同タイトルで出ていたものに、新作ショートショートを加えたものです。

中学生の管野一郎が、近所で幽霊屋敷と呼ばれている家に配達に向かったところ、
出てきたのは、生きているぶたのぬいぐるみでした。

彼と幼なじみの少女に後押しされ、一郎は、実家に帰ってしまった母を連れ戻しに行くのですが・・・。

夏の日の冒険に加えて、26歳になった一郎が紹介したい人を連れてくる後日談が、また面白いです。
ぶたぶたさん、また何ていいタイミングで現れるんでしょうか?

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『海鳴屋楽団、空をいく』野中ともそ

2013-06-14 19:43:51 | 本と雑誌
海鳴屋楽団、空をいく (一般書) 海鳴屋楽団、空をいく (一般書)
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2012-10-05

ある事情から会社をやめた天野里男は、従兄が経営する旅館・海鳴屋で、栄養管理マネージャー、その他雑用係として働くこととなった。

しかしこれには、海鳴屋パン・オーケストラに強制的に入れられるというオマケも付いてきたのだった。

カリブの楽器スチール・パンを通じて仲間になじんでいくと同時に、メンバーの様々な背景や問題を知り、今までにない人との関わり方をしていく里男。

人間、いくつになっても成長していけるんだと再認識した物語でした。

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海鳴屋楽団、空をいく

2013-06-14 00:00:00 | 未分類
野中ともそさん『海鳴屋楽団、空をいく』を読みました。

ある事情から会社をやめた天野里男は、従兄が経営する旅館・海鳴屋で
栄養管理マネージャー、その他雑用係として働くこととなった。

しかしこれには、海鳴屋パン・オーケストラに強制的に入れられるというオマケも付いてきたのだった。

カリブの楽器スチール・パンを通じて仲間になじんでいくと同時に、
メンバーの様々な背景や問題を知り、今までにない人との関わり方をしていく里男。

人間、いくつになっても成長していけるんだと再認識した物語でした。

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