こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

オール・クリア2

2013-07-18 00:00:00 | 未分類
コニー・ウィリスさん『オール・クリア2』を読みました。

「終わったーあ!」
読了後の私の第一声が、これです。

まぁ、ウィリスさんは執筆に八年、大森さんは翻訳に二年かけていらっしゃるのですから、読み応えがあるのは当然です。

結末は大団円とはいきませんでしたが、全員、過去と彼らの現在の中で精一杯頑張って生きて、最大限の努力をし、歴史を形作ったのだと思います。

もう史学部はタイムトラベルをしないのかなと思うと寂しいのですが、ずいぶん長く楽しませていただいたので、よしとすべきなのでしょうね。
充実感のある読書でした。

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『少年十字軍』皆川博子

2013-07-16 19:50:35 | 本と雑誌
少年十字軍 (一般書) 少年十字軍 (一般書)
価格:¥ 1,785(税込)
発売日:2013-03-07

第四次十字軍が失敗に終わった後、一二一二年、突如、子どもたちが群れをなしてエルサレムを目指すという事態が生じました。

この史実を元に、奇跡を起こすエティエンヌという羊飼いの少年を中心に集まった少年少女、様々な思惑を持った助修士や修道士、ノワイエ伯の息子レイモンなど、多種多様な人物を織り込んで出来上がったのがこの物語です。

少年少女は、エルサレムにたどり着いたのか?
好奇心、冒険心は満たされながらも、不安でいっぱいの旅路です。

あ、そうそう、皆川さんが仰るには、この作品には先行作があるそうです。
何でも、四分の三ほど書き進んだところに本屋さんで出合って読まれ、その作者、古屋兎丸さんの許可をもらい、今作はあるようです。
その先行作は『インノサン少年十字軍』全三巻。
興味のある方は、いかがですか?

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少年十字軍

2013-07-16 00:00:00 | 未分類
皆川博子さん『少年十字軍』を読みました。

第四次十字軍が失敗に終わった後、一二一二年、突如、子どもたちが群れをなして
エルサレムを目指すという事態が生じました。

この史実を元に、奇跡を起こすエティエンヌという羊飼いの少年を中心に集まった少年少女、
様々な思惑を持った助修士や修道士、ノワイエ伯の息子レイモンなど、多種多様な人物を織り込んで
出来上がったのがこの物語です。

少年少女は、エルサレムにたどり着いたのか?
好奇心、冒険心は満たされながらも、不安でいっぱいの旅路です。

あ、そうそう、皆川さんが仰るには、この作品には先行作があるそうです。
何でも、四分の三ほど書き進んだところに本屋さんで出合って読まれ、その作者、
古屋兎丸さんの許可をもらい、今作はあるようです。
その先行作は『インノサン少年十字軍』全三巻。
興味のある方は、いかがですか?

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『幻坂』有栖川有栖

2013-07-15 19:39:57 | 本と雑誌
幻坂 (幽BOOKS) 幻坂 (幽BOOKS)
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2013-04-12

有栖川さんの書かれた怪談は、天王寺七坂それぞれを舞台にし、怖さより懐かしさを感じさせるものでした。

その中でも私が特に気に入っているのは、あるものにとり憑かれてしまう、いくらか怖い「口縄坂」
もう一つは、ある翻訳家が語りかける「あなた」との、そして未来への物語「真言坂」です。

他の話も、バラエティに富んだ内容で、とても楽しめました。

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幻坂

2013-07-15 00:00:00 | 未分類
有栖川有栖さん『幻坂』を読みました。

有栖川さんの書かれた怪談は、天王寺七坂それぞれを舞台にし、怖さより懐かしさを感じさせるものでした。

その中でも私が特に気に入っているのは、あるものにとり憑かれてしまう、いくらか怖い「口縄坂」
もう一つは、ある翻訳家が語りかける「あなた」との、そして未来への物語「真言坂」です。

他の話も、バラエティに富んだ内容で、とても楽しめました。

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