河を筏で下るファレルは、下っていく途中でジルと名乗る女性に出合い、彼女を筏に乗せて旅をしていく「河を下る旅」
名作と名高い表題作を始め、ＳＦロマンスと言える短編が並んでいます。
私が特に気に入っているのは、この二作品はもちろんのこと「エミリーと不滅の詩人たち」「主従問題」「第一次火星ミッション」「最後の地球人、愛を求めて彷徨す」「１１世紀エネルギー補給ステーションのロマンス」「ジャンヌの弓」です。
短編はどれも面白いのですが、編者の伊藤典夫さんによると、長編はいまいちとのこと。
少し残念です。
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たんぽぽ娘 (奇想コレクション) 価格：￥ 1,995（税込） 発売日：2013-05-30 |
将棋部のたった一人の部員・鷺澤葉太郎は、部活動説明会で新入生を勧誘するために、家で発泡スチロールの将棋の駒のかぶりものを作成した。
しかし、しばらく目を離した間に、誰かがつまずいて「将」の字に筆洗い容器の水をかけて汚してしまったようだった。
葉太郎は家族に聞いてみたが、誰も知らないというのだ。
果たして犯人は？
他には、祖母の神隠し（？）や母のアマチュアレーシングチームの車の事故、鷺澤家に迷い込んで死んでしまったペットのフェレットの供養の寺で起きた葉太郎トイレ閉じ込め事件と、日常の謎が描かれています。
それにしても、葉太郎くんはよくできた少年ですね。
そこまで物わかりがいいと、逆に心配になってしまいます。
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春の駒 鷺澤家四季 (ミステリ・フロンティア) 価格：￥ 1,575（税込） 発売日：2013-06-28 |
今回、ディールが初めてリース自身にリースの由来を話します。
相変わらずオスカーはリースの命を狙い、ディールとフランが守っています。
実はリースの親を探す旅とは仮の姿、別の理由があるのです。
これから、どんな旅を続けていくのかは分かりませんが、オスカーの背後にいるリース反対派との和解が叶うことを願ってやみません。
こう書くと、かなりシリアスな物語のように思えますが、結構、笑えるところも多いので、気楽にお読みください。
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プラネット 2 (Feelコミックスファンタジー) 価格：￥ 630（税込） 発売日：2014-03-08 |
