こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

仮面教師SJ 6

2014-03-22 00:00:00 | 未分類
麻城ゆうさん『仮面教師SJ 6』を読みました。

笹蔵十藏が次の仕事を選ぶために行くはずだった通いなれた道は工事中で、選んだ脇道は月極めレンタル店舗商店街になっていた。

そこで人違いされた十藏は、小学校低学年くらいの男の子に折り鶴をもらったのだが、その和紙には違法ドラッグがしみ込んでいたのだ。

そのため、今回の潜入捜査はペーパークラフト学校になったのだが、またしても当然のようにショータとスナがついてきた。
やはり、どちらかが特捜司法官なのか?

本作で、その正体が明らかになります。
ただ、帯を見ると「小説WINGS 2014年冬号」で完結となっています。
ラストに向けてのクライマックスなのですね。
まさか、特捜司法官の物語も終わりなんて言わないでしょうね?
リインとジョーカーの物語の未来も過去も描いてしまったし、次はどちらに向かうのでしょう?

できれば、SFを書いていただきたいです。

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『ペルセウス座流星群』ロバート・チャールズ・ウィルスン

2014-03-21 19:56:37 | 本と雑誌

ファインダース古書店にかかわる連作短編集ですが、著者によると、当初は内容が似通っていても連作にするつもりは無かったようです。
あらすじは、1ページ目を読んでいただいて、連作の顛末については、著者あとがきを読んでください。

さて、その中で私のお気に入りは、
古書店に出入りするチェスの得意な貧しい少年を描いた「アブラハムの書」
夜の町を俳諧するうちに奇妙な街に迷い込んでしまう「街の中の街」
心の病を疑われた少女が老天文学者と心の交流をする「観測者」
ソジエレの言う確率に逆らう生き方をしたために陥ったこと「無限による分割」
です。

幻想的な部分もありながら、書下ろしなどで見事にまとめあげて、なお、面白さが増している短編集でした。

ペルセウス座流星群 (ファインダーズ古書店より) (創元SF文庫) ペルセウス座流星群 (ファインダーズ古書店より) (創元SF文庫)
価格:¥ 1,260(税込)
発売日:2012-11-10
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ペルセウス座流星群

2014-03-21 00:00:00 | 未分類
ロバート・チャールズ・ウィルスンさん『ペルセウス座流星群』を読みました。

ファインダース古書店にかかわる連作短編集ですが、著者によると、当初は内容が似通っていても連作にするつもりは無かったようです。
あらすじは、1ページ目を読んでいただいて、連作の顛末については、著者あとがきを読んでください。

さて、その中で私のお気に入りは、
古書店に出入りするチェスの得意な貧しい少年を描いた「アブラハムの書」
夜の町を俳諧するうちに奇妙な街に迷い込んでしまう「街の中の街」
心の病を疑われた少女が老天文学者と心の交流をする「観測者」
ソジエレの言う確率に逆らう生き方をしたために陥ったこと「無限による分割」
です。

幻想的な部分もありながら、書下ろしなどで見事にまとめあげて、なお、面白さが増している短編集でした。

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『撲撲少年』仁木英之

2014-03-18 19:42:17 | 本と雑誌

柳澤勇吾は大学生。
取る講義の数を間違えて、留年することになってしまった。

父親に連絡すると、仕送りを止める上に入院している父の友人である中村を見舞えという。
わけもわからず、その中村氏を見舞うと、彼の住居であるマンションの一室を手入れをする代わりに無料で貸してくれ、割のいいバイト先まで紹介してくれた。

バイト先で、幼なじみの鳥居湊に出合い、もう一人の幼なじみの岩倉鉄也にも再開する。
しかし、懐かしく思う彼とは逆に久しぶりに会う鉄也は彼に敵意を持ち、総合格闘技のリングの上で、彼をたたきのめした。

悩みながらも闘志に火が付いた勇吾は、アライズというジムに通うこととなる。

「僕僕先生」とは全く関係のない青春小説だったことに最初はとまどいましたが、格闘家が、こんなにも苦しくて痛いことをやっている理由の一片くらいは分かったような気がします。

撲撲少年 (単行本) 撲撲少年 (単行本)
価格:¥ 1,470(税込)
発売日:2013-06-28
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撲撲少年

2014-03-18 00:00:00 | 未分類
仁木英之さん『撲撲少年』を読みました。

柳澤勇吾は大学生。
取る講義の数を間違えて、留年することになってしまった。

父親に連絡すると、仕送りを止める上に入院している父の友人である中村を見舞えという。
わけもわからず、その中村氏を見舞うと、彼の住居であるマンションの一室を手入れをする代わりに無料で貸してくれ、割のいいバイト先まで紹介してくれた。

バイト先で、幼なじみの鳥居湊に出合い、もう一人の幼なじみの岩倉鉄也にも再開する。
しかし、懐かしく思う彼とは逆に久しぶりに会う鉄也は彼に敵意を持ち、総合格闘技のリングの上で、彼をたたきのめした。

悩みながらも闘志に火が付いた勇吾は、アライズというジムに通うこととなる。

「僕僕先生」とは全く関係のない青春小説だったことに最初はとまどいましたが、格闘家が、こんなにも苦しくて痛いことをやっている理由の一片くらいは分かったような気がします。

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