河を筏で下るファレルは、下っていく途中でジルと名乗る女性に出合い、彼女を筏に乗せて旅をしていく「河を下る旅」
名作と名高い表題作を始め、SFロマンスと言える短編が並んでいます。
私が特に気に入っているのは、この二作品はもちろんのこと「エミリーと不滅の詩人たち」「主従問題」「第一次火星ミッション」「最後の地球人、愛を求めて彷徨す」「11世紀エネルギー補給ステーションのロマンス」「ジャンヌの弓」です。
短編はどれも面白いのですが、編者の伊藤典夫さんによると、長編はいまいちとのこと。
少し残念です。
たんぽぽ娘 (奇想コレクション) 価格:¥ 1,995(税込) 発売日:2013-05-30 |