ザフィールは、仲間を守るために裏の世界の操り人形になってしまうのか?
青澄が、その世界とのつながりを持つことで、明らかになることとは?
ユイは、DSRDの中で、困難な状況に立ち向かえるのか?
それ以外にも、細々した問題が人類の前に山積します。
人類の愚かさと素晴らしさを描いたこの作品。
結末は、ある意味スッキリするのですが、肝心の問題が立ちはだかっています。
できれば、その困難に立ち向かい克服する姿を見たいのですが、難しいでしょうね。
なまじ、地球人類が主人公なものだから、マイクル・コーニィの『パラークシの記憶』のようにはいかないですしね。
続きが読みたいのですが・・・。うーん。
深紅の碑文 (下) (ハヤカワSFシリーズJコレクション) 価格:¥ 1,680(税込) 発売日:2013-12-19 |