こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

アニメDVD『バーナード嬢曰く。』

2017-03-19 10:51:31 | CD・DVD等
やっとDVD版『バーナード嬢曰く。』を観ることができました。

一編一編が短くて、あっという間に観終えることができたので、楽な半面、もっと観たいなと思わせるDVDでした。

私自身も本好きではありますが、読書家と言えるほどは読めていません。
特に、古典とか翻訳作品は苦手とするものです。
どちらかというと馴染んでいるはずのSF作品でさえ、古典に入るものは読めていないんですよね。
神林がSF1000冊読めと言っていましたが、普通の本なら既にできていると思いつつ、SF限定だと100冊くらいしか読めていないんじゃないかと思えます。しかも、ほとんど日本SFでしょうし。

はー(ため息)読書家への道は険しい。なる気はありませんけどね。
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『大中小探偵クラブ 猫又家埋蔵金の謎』はやみねかおる

2017-03-18 19:42:57 | 読書感想
神経質で細かい事が気になる佐々井彩矢。
大雑把でガタイのいい大山昇。
二人の仲裁役で常識的なしっかり者の真中杏奈。
幼稚園からの幼なじみで小学六年生の三人は、ある事件をきっかけに探偵クラブを結成。
担任でパワフルな風街先生が、顧問を勤めている。
最近、元々は依頼人だった北岡恵理人がクラブに入ってきた。

そんな探偵クラブだが、日頃は先生の言うままに、みんなの幸せのためにドブ掃除や犬の散歩、スーパーマーケットへの買い出しなどをやっているのだった。

しかし今回、隣のクラスの片倉空美さんからの依頼が入った。
詳しく調べてみると、空美さんの父方のご先祖の埋蔵金に関わることだと分かる。
果たして彩矢たちは、埋蔵金を見つけて彼女の依頼に応える事ができるのか?

今回、昇のせいで寝不足になった彩矢が推理力を存分に発揮できませんでした。
その分、昇と恵理人が活躍できる余地ができたわけですが、まあ、体力が回復するまででしたね。
あと結末が、金銭的価値よりもロマンを大事にした遺産を継ぐということで、素敵な終わり方だったのも良かったです。
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『楽に生きるのも、楽じゃない』春風亭昇太

2017-03-15 19:26:51 | 読書感想
この本は、19年前に東京書籍から出版され、新潮OH!文庫から出て、今回、文春文庫から出ました。
私は初読なのですが、確かに、あとがきで仰っているように、昔の昇太さんてば結構ブラックです。

また、様々な話題がありましたが、昇太さん作詞の歌とか、「引っ越し日記」「暑さ勝負」「大読書家への道」「秩父夜祭日記」とか、立川志の輔さんとの海外旅行記が、楽しく読めました。

春のイムズホールでの落語会には、チケット完売で行けませんが、また昇太さんの落語会に行けたらと思っています。
落語大好きですが、浮気者ですので(笑)色んな噺家さんの落語を聴いて楽しみたいです。
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コミックス『鎌倉逢魔が刻―谷戸―』大野潤子

2017-03-14 19:27:03 | アニメ・コミック・ゲーム
高校一年の男子・紺矢瞳は、あるきっかけで人間関係がうまくいかなくなり、屋上から飛び降りようとしかけた時に、高校三年の白鳥小夜に引き留められた。
彼女は、同じように飛び降りて死んでしまった霊だった。

冒頭の、あまりにつらい「午後7時24分」から始まるこのコミックス。
続いて同じ団地の3人の幼なじみの話「奏でる鐘」
心にある種の封印をした少女イオと、ハウスキーパー日暮さんの交流を描いた「ひぐらしさん」
そして佐助稲荷で心を閉ざし、仲間入りのために水を飲まない少女の正体と、そのパパママとのいきさつ「泉に還る」と、どれも切ない背景がありつつも、ある意味、浄化というか昇華される結末に至り、救われるところにホッとさせられました。
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コミックス『鎌倉逢魔が刻』大野潤子

2017-03-13 19:32:28 | アニメ・コミック・ゲーム
車が突っ込んできたとき、とっさに彼女を突き飛ばし自らは死んでしまった透は、死出の旅路の途中で、母が彼女を憎んでいることを知り、リスの姿を借りて現世に戻って来た。

この「車窓より」を始め、鎌倉で起こる生者と死者、夢と現の境があいまいな刻の出来事が描かれています。
こう書くと、怖い話のように思われるかもしれませんが、逆に優しく温かく包んでくれるような物語が並んでいます。
お薦めです。
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