散歩の途中、どこかのお宅の庭で見つけた芙蓉です。
直径20センチはこえていそうな大きな花です。
ところで最近知ったのですが、富士山のことを 「芙蓉峰」、あるいは 「芙蓉嶽」 ともいうようですね。
富士山の美しさを表現した言葉ですが、広辞苑で 「芙蓉」 を引くと、いわゆる芙蓉(上の写真) のことをいうほかに、もう一つの意味として 「ハスの花の別称。 美人のたとえ」 とありました。
‘いわゆる芙蓉’ も十分美人のたとえになると思うのですが、辞書ではハスの花が ‘美人’ なんですね。
でも、「蓮の花」 と 「芙蓉の花」 では、美人のタイプが違うように思います。
どう違うかというと、蓮の花は山本富士子タイプで、(古いなあ)
要するに、目鼻立ちのハッキリした、どこかシャープな感じを秘めた美しさです。(ようわからん)
それに対して芙蓉の花は、すぐには、誰があてはまるか例が思いつきませんが、もう少しふっくらとした柔かさを持つ美人です。
まあ、どうぞご自由にイメージしてください。
それでいうと、富士山は 「蓮の花」 タイプの美人ですね。
スッキリ、クッキリ、シャープ。 凛として花開く。
この記事をお読みになった方は、どう思わますでしょうか?
美人タイプ? わたしの好みを問われれば、 ‘いわゆる芙蓉’ のほうかな。(誰も問わないって)