興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

食欲旺盛な客人

2018-06-25 | 季節の移ろい

鉢植えは、イタリアンパセリか何かです。
人から苗でもらって、何の苗か忘れてしまったもの。

背丈が30センチくらいにまで伸びてきました。

ここには一人の ‘客人’ がいます。まさに招かれざる客。
写真上部の真んなか辺にご注目ください。・・・ちょっと分かりにくいですね。

 

 

 

   

アップで写してみました。

キアゲハの幼虫と思われます。何年か前にも見たことがあります。

大きさはタテに2センチくらい。周りの葉っぱや小さな花を食べてしまったようで、茎しか残っていません。
食欲旺盛な客です。

カイコが桑の葉を食べるようなものですね。キアゲハもカイコと同じ蝶・蛾の仲間なのですから。

 

 

 

    

上の写真から三日後の、今朝の ‘客人’。

茎をアチコチ渡り歩いて、葉と小さな花をさらに食べてしまっています。
大きさも4センチくらいになりました。

ずんぐりむっくり、大食、大飲。まるでわたしのよう。

この後何日かして、この幼虫は蛹化(ようか・さなぎになる)、羽化を経て、成虫になるのですね。

ところで、キアゲハの成虫は幼虫とは似ても似つかぬ、見るからに美しいチョウチョに変身しますが、カイコの成虫は、いったいどんな姿になるのでしょうかね。

【以下、2018.6.26追加】

   

翌日、26日朝のキアゲハの幼虫です。

上のほうは食べつくして、下のほうに下りてきました。
こちらにはまだ葉っぱがあります。

といっても、蛹化まで持つでしょうか。

こうして見ると、幼虫の色は保護色であることが分かりますね。