きょうは冬至。二十四節気の一つ。
「北半球では夜が最も長く、昼が最も短くなる」日であり、「この日、ゆず湯に入り、カボチャを食べる風習がある」
と明鏡国語辞典に説明がある。
神宮館家庭暦には、冬至の説明の中に「この日を境に日脚が徐々に伸びていく」として「一陽来復」という言葉を紹介している。
この ‘一陽来復’ をデジタル大辞泉で調べると、冬至の説明のほかに、
「冬が去り春が来ること。新年が来ること。悪いことが続いたあと、ようやく物事がよい方向に向かうこと」
とある。
「一陽来復」・・いい言葉ですね。
コロナ禍も早く去って、世の中、ぜひとも良い方向に向かってほしいものです。
また、明鏡国語辞典には、一陽来復を「縁起をかついで『一陽来福』とも」表記するとあった。(復を福に替える)
縁起をかつぐといえば、カボチャやゆず湯も、縁起をかついで(福を願って)のことといえるであろう。
わが家では一日早く、きのうカボチャを食べた。(アズキとの煮物<上の写真>)
ゆず湯にはおととい入った。
カボチャもゆず湯も、いちにち二日ズレたからといって、「福」が逃げていくことはないであろう。