(写真は西武ライオンズ電車<西武池袋線池袋駅にて>。本記事とは関係ありません)
「余白の創作ことわざ」の第8回です。
半分ゆで卵 はんぶんゆでたまご
<意味>
ゆで卵を包丁で半分に切ると、黄身はどちらかの半身にどうしても片寄ってしまう。たまたま自分に与えられた半身のゆで卵が黄身の少ないほうだったとしても、それを嘆いても仕方がない。 人生には如何ともし難い 「当たり外れ」 があるものだ。
<さらに一言>
たとえ不運、不幸に出遭っても、もしそれがどうにもならないものならば、嘆いてばかりいるのでなく、思いきって受け容れたいものです。
気持を切り替え、次のステップに進めば、新たな道がかならず開けてくるように思います。
切り替え下手なわたしが言うのもヘンですが・・・。
<もう一言>
ラーメン店で、ラーメンの具として載ってくる半分に切ったゆで卵に、黄身の部分が少ないと、損した気持になりませんか?
「ならない」
という人には、このことわざは理解不能でしょう。
「白身の多いほうが好きだ」
という人もいるかもしれませんし・・・。
と、ここまで書いてきて、ふと思ったのですが、今はゆで卵を半分だけで出すラーメン店は少ないかもしれません。
‘一つまんま’ を (真ん中に包丁は入れても)、出してくれる。
これなら不満は生じませんね。
「いや、となりにすわった客の卵のほうが大きいと、嫌だ」
「・・・・・」